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茶色のアイドルとチェコの大天使

ドルオタとスケオタをこじらせていくブログ

チェコで滑る大天使ミハルの話

チェコオストラヴァ欧州選手権の観戦に行った一番の目的はミハル・ブレジナ選手を応援するためである。チェコで滑るミハルが観たかったのである。地元で大会である。世界選手権より歴史がある欧州選手権である。そこで頑張ったミハルのお話をする。

 

1月25日(水)大会初日

会場前の停車駅でトラムを降りるとすぐに目に入ってきたのがこれ

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もちろんチェコ代表選手の看板は全員分ある。でも一番に見えるところに設置してあることにミハルへの期待を感じる。世界で戦ってきた実績は一番だし年上だしエースの扱いなのは当然かもしれないがやはり嬉しくなる。一方でそれが過度のプレッシャーになってないかなと心配にもなる。本人には失礼かもしれないけど。複雑なファン心理である。

この日は試合が無いミハル。チェコ代表のメンバーとペアの応援に来ていた。モニターに映っていた。肉眼でも見た。

 

1月26日(木)大会2日目

今日もミハルの試合は無いけど、製氷中には昨日と同じく公式練習の様子や記者会見の様子がモニターで流れる。やはり注目されるのはミハルである。もちろんペアで良い位置につけたアンナ&マーティン組も女子のミハエラちゃん、男子のジリくんも紹介される。 f:id:sally-kanokano:20170222181525j:plain

この日ミハルはツイッターでJohn Wilson Bladesにスケート靴のブレードを用意してくれないか頼んでいる。荷物が届かずスケート靴が無いダニエル・サモヒン選手のため。なんとか用意ができるようでサモヒン君はショートに出られることになった。どんな結果になるにせよ、出来ることはしようというミハルの行動はいいなと思う。

 

1月27日(金)大会3日目

男子ショートプログラムの日。朝からめちゃくちゃ緊張している。ミハルが力を出し切れるか、ケガをしないか(蘇る2014ワールドの記憶)、自分はちゃんと花を投げ込めるのか。・・・・え?自分の心配かよ。最初は花を投げるつもりなんか全くなかった。演技に集中するつもりだった。でもプレゼント受付が見つからなかった。多分なかったと思う。そんなことをアナウンスしていた気がする。ならばこの手紙はどうすれば良い?!英文法の記憶を引っ張り出して書いたこの手紙は!?(普段のリプはノリと勢いのブロークンイングリッシュ)花束と一緒に包んでもらって投げ入れるしかないじゃない。投擲は苦手中の苦手だけどもやるしかないじゃない。投げ込まれた花やプレゼントの行く末を詳しくは知らないけど。

話が逸れた。ミハルの話に戻る。

ミハルは最終グループの3番目の滑走である。最終グループまで何時間あると思ってるんだ緊張で息ができない!と思ったりもしたが、実際試合が始まると緊張はどこかへいってしまった。目の前の選手に夢中となりミハルのことを考える余裕がない。単純極まりないただのスケオタであった。

そんなこんなで最終グループ。6分間練習前の選手紹介でミハルがコールされたときの会場の割れるような歓声。会場中がミハルを応援している。こんな中滑るのはどんな気持ちなんだろう。6分間練習でジャンプをバンバン跳ぶミハル。跳びすぎじゃない?と思うくらい跳ぶ。3F-3Tと3Aを重点的に跳ぶ。このふたつが勝負の鍵?なんとなくリラックスしているように見える。

 前のふたりの演技が終わりミハルがリンクに上がる。観客は大きな手拍子で盛り上げる。演技に入る直前、空気をピリッと張りつめさせてからポーズをとる。静寂。一瞬ニヤッとするミハル。やられた。いきなりトップスピードで入るミハル。心臓が跳ねる。手拍子の応援がまた始まる。最初のジャンプ3F-3T、フリップ高い速い。トゥループちょっと怖かったけど回った。目の前のジャンプで気迫を感じた。トリプルトリプルが跳べた。もうすでに嬉しい。次の3Lz、余裕。ルッツ跳べるんじゃん。いつもやれ!!!このあたりからいける気がしてきた。キャメルスピンが怖くなかったのも良かった。そして3A。あなたの得意なアクセル。勢いに乗っていった、けど入りが少し傾いていたような。転倒。ダイナミックなジャンプでダイナミックに転倒。回転は大丈夫。客席のため息も大きい。でもすぐに手拍子で後押し。すぐにステップ。美しい。おしゃれプロの真髄。カーブが深い。スピードが違う。目つきも鋭くセクシーに。瞳の力もぐっと。好き。こちら側に滑ってきて膝をついて回るパート、トップスピードで入ってきてびっくり。かっこいいいいいい!ミハルのステップの好きな所、スケートが伸びる。脚と腰の逆をとるような動き。深いエッジ。手の仕草。最後はスピンふたつ。今日は安心して見ていられた。回転がつまらなかった。上手くなった。いつもの150%くらい力出たんじゃないかな。フィニッシュ。「転倒してごめん」って顔をした後お辞儀。四方に向けて丁寧なお辞儀。体中で拍手を浴びている。それを見られたことが嬉しい。キスクラでも楽しそう。いつものする両手でGOOD!!のポーズで会場が沸く。ミハル両手を掲げてそれを煽る。会場さらに沸く。それを聞いて、頭を指差して「転んじゃったよー」なポーズ、会場からは拍手。そしてまたGOOD!イキイキしてて嬉しそうで楽しそうで。得点には「うーん?まあこんなもんかな?」って表情。それでもシーズンベスト。カメラに向かって手を振る。よくやる目を大きくする表情。ここで次の選手の演技が始まる。

 

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直前練習でジャンプを決めるミハル↑はい、かっこいい

 

ミハルのショートを見て。年末の4か国選手権のフリーを肩のケガで棄権したからとても心配だった。でもまず抜けがなかった。クワドを封印したプログラムでジャンプを揃えたいところ、ルッツもフリップも入った。それだけにアクセルの転倒が残念。シーズン序盤から構成を変えて後半に組み込んで。勢いある転び方だったし回転もちゃんと認定されていたからポジティブに受け止められる。ステップはまじで好き。ほんと好き。めちゃくちゃかっこよかった。気絶しそうなほど。こんなに速いんだ、こんなにディープエッジなんだ、こんなに良い表情するんだ。映像で見てもかっこいいのに目の前で見るステップの迫力はもっとすごい。ミハルの持ち味はステップだと勝手に思ってる。プロトコル見たらレベル4はもちろんGOEも今シーズン一番の評価もらっててホテルで喜び爆発した。スピンはいつもハラハラしちゃうけど、今日は安心できた。既出だけどとにかく、ああ上手くなった。良かった。が素直な感想。レベルも取れるところはきっちり4取れて、加点も貰えてておめでとう。スケートカナダなんか最後のコンビネーションスピンレベル2な上マイナスされたしね。そして演技構成点は40点乗った。よし!やっと8点台4つ揃った。残るTransitionsも7.96で8が近い。安定して高得点が出るSkating Skills。そうミハルはスケートが上手い。美しいの。ありがとう!PCS40点超えてるのハビとマーカちゃんとミハルだけじゃん?!やったねー!ショートを終えて全体の8位。

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http://www.isuresults.com/results/season1617/ec2017/ec2017_Men_SP_Scores.pdf

今日が男子SPとわかった7月からずっとワクワクしていた。ミハルのショートが昨シーズンからの持ち越しとわかってからはもっと楽しみになった。大好きなジェフリー・バトルさんが振付けた「The Way You Look Tonight」を大好きなミハルが滑る。今日は私の誕生日。勝手にこのショートを自分への誕生日プレゼントにするつもりでいて、そしたら本当に素晴らしいプレゼントを貰った。攻めの姿勢で滑るミハル、滑りこまれたおしゃれなプログラムを観せてくれて本当にありがとう。バナーも見てくれてありがとう。余談だけど花は無事に投げ込めた。自分の席からはジャッジ席を挟むのでリスクが高すぎてミハルの時だけ移動した。係の人に聞いて邪魔にならないところで観て(この場所からだと表情が良く見えた)演技後にリンクサイドまで行って投げた。小学生の女の子4人と一緒に!座席は通し券のエリアだから近くにいる人は毎日同じ人で、私がミハルファンだってバレていて、Sorryって言いながら移動させてもらうときなんかGood Luck!!って送り出してくれて、優しいかよ!クスクス笑いながら見守ってくれる人もいて。みなさん、本当にありがとうございます。チェコに来て良かった。中継に映っていたって??え?それはほら、現地にいるんだからそういうこともある()

 

1月28日(土)大会4日目

男子フリースケーティングの日。アイスダンスも男子もフリー。クライマックスである。昨日ほど緊張はしていないけど嘘です。緊張でどうにかなりそう。ミハルは第3グループの4番目の滑走。案の定アイスダンスも男子も目の前の選手の演技を楽しみ結果に一喜一憂する。ミハルの出番まで長いと思っていたけど、あっという間に時間が来てしまった。

第3グループの選手紹介。今日もミハルへの熱い声援が会場に響く。6分間練習のミハル、目つきが違う。闘志を感じる。スピードも速い。サルコウ、アクセルを気にしている。特にアクセルは時間ギリギリまで跳ぶ。後半のアクセルはステップこんなにつけてきたのか。めっちゃかっこいい。本番で決まりますように。

演技前、会場の大声援をどんな気持ちで聞いていたんだろう。リンク中央でゆっくりポーズを決める。集中を感じたその時、客席から「GO!! Mick!!」の声がかかる。タイミングがずれたんじゃないだろうか。とても心配になる。音楽が始まるとスイッチがもう1段階上がって体中から殺気めいたものが。最初の腕を上げる動き、人を惹きつける力がある。1歩滑りだした瞬間やっぱり好きだと思う。ぐっと踏み込んで伸びるスケート。腰の入り方。他の人とは違う。スケートが上手いんだと思う。1本目、クワドサルコウ入っていくときいける気がした。目の力が違った。手は着いたけど下りた。回転も大丈夫そう。このままいける。大丈夫。でも手は祈ってた。3Aちょっと苦しいけど堪えた。気合いで耐えた。3連続ジャンプ、3F-1Lo-3S。3つめトリプルつけたことに驚いた。ずっとダブルだったのに。転倒してしまったけど、攻めている。勝ちにいこうという気持ちが嬉しい。ステップは気迫。マフィアになりきっている。エッジが深い。スケートが伸びる。上体と脚の動きがしなやかで、それぞれが別の方向に動く振付がとても綺麗に見える。スピンまで一気に持って行った。後半はジャンプが苦しい。練習で確認していたステップから入る3A-2T。リンク中央あたりからアウトとインのイーグル、そして細かいターンの連続から跳ぶ難しい構成。アクセルでステップアウトしてしまったけどなんとか1Tをつけてリピートは避けた。冷静な頭で滑ってたかな。コレオシークエンスは安定の美しいスケート。ハイキックが入ってかっこいい。ミハルのループってあんまり印象になかったけど、とても綺麗な3Lo。シットスピンも流れがある。3Fの転倒が痛かった。本人が一番がっくり来たと思う、一瞬だけ「あーあ」って顔をした。次のルッツがダブルに。最後のジャンプ、2Aを変更してもう一度ルッツに挑む。結果ダブルになってしまったけど、最後まで跳ぼう、得点を積み重ねようという気持ちは痛いほど伝わってきた。コンビネーションスピンも気持ちを切らさずしっかり回った。頑張った。演技を終えて、頭を抱えてしまう。悔しい?苦しい?でも挨拶のときには笑顔。揺れるたくさんのチェコ国旗を見て、煽って、深々とお辞儀。なかなか顔を上げない。どんな表情をしていたのか。観客からは大きな拍手と声援。4方向に挨拶をしてもう1回観客に手を振ってリンクを上がる前、氷に両膝をついて両手もついて頭を下げてた。感謝なのか謝罪なのかどちらもなのか。泣く。演技を振り返るVTRが流れている時もキスクラでもずっと頭を抱えていて。モニターの映像がミハルに切り替わったら笑って、ハートつくってたけど。得点は136.91点。ものすごくがっかりした表情。その後少しおどけてみせて、今度ははっきりと観客に謝った。会場は大きな拍手で応える。次のサマリンくんの演技が始まってもキスクラから動けないミハル。放心?虚脱?悔しさ?表情がはっきり見えたわけじゃないけど苦しそうで、泣いているようにも見えた。コーチがティッシュを渡して、励ましていて。長い間じっと空を見つめて何がいけなかったのか考えていたのかな。もっと別のことだろうか。サマリンくんの演技が始まって1分20秒でやっと立ち上がった。ミハル、最後まで滑ってくれてありがとう。

 

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直前練習でアクセルにステップつけるのがわかって高まっていた↑ 

 

ミハルのフリーを見て。涙。最初から最後まで攻める構成。自国開催の大会への強い想いを感じた。冒頭4Sは回転認定されていた。良かった。そしてプロトコルを見てやっぱり嬉しいのは3F-1Lo-3Sの表記があること。回転不足もついてない。攻めた結果の転倒だからポジティブに受け止めている。ステップはレベル4。GOEも2と1が並んでプラス1.20評価。当たり前っしょ。伸びるスケートにディープエッジに上体の動きも複雑につけて、なによりマフィアの殺気と迫力を身にまとっていたもん。「Once Upon A Time (remix)」Once Upon A Time In Americaのサントラを中心とてもかっこいい編曲。フィガロや海賊でクラシック曲も滑れるようになって美しいスケートにぴったりで嬉しかったけど、映画音楽はやはりイキイキと滑るしミハルに合っているのかなと思う。ここ最近はステップが安定して高得点で成長を感じる。心配なスピンは構成順にレベル4,3,2。フライングエントリーの脚の使い方が好きなんだよな。力強くて美しい。とれるレベルはなんとか取ったしマイナスもない。最後のスピンはとにかく頑張れって感じでも頑張ってたし、レベル2なのはなんで?!と思うけど、ミスの後だし何かが甘かったんだろう。後半のジャンプ。ステップからのアクセルばしっと決めてほしかった。絶対かっこいい。めっちゃ難しい入りだけど。イーグルしてきて細かいターンの連続から跳ぶししかも直後のコレオにもイーグルが入ってまさに私得。ステップアウトしてターンが入ってしまったけど1Tをつけたのは意地と冷静さを感じた。シークエンス扱いで基礎点は0.8倍だけどリピートの0.7倍よりは得点が高い。偉い。ルッツがダブルになって次のジャンプまで時間が無い中でダブルアクセルをルッツに変更した判断にはとても驚いた。ミハルが演技中にジャンプ構成を変えるのってほとんど見た覚えがないから。トリプルが跳べてコンボに出来たらアクセルより得点が積み重ねられる。フリップの転倒で落胆した表情を見せた時は心配になったけど、最後まで闘志を持ち続けていてこの大会への熱意を感じた。結果はダブルルッツになってしまったけど。コンボにもならなかったけど。ちょうど自分の目の前で跳んだフリップのあたりから涙がでてずっと祈る気持ちで見ていた。ミハル頑張れという気持ちと、チェコのファンのために最後までと思っているだろうミハルと、ミハルが今目の前で滑っているという事実と色んな事がぐちゃぐちゃになって泣いてしまった。2014年のワールド、ミハルはフリーを棄権した。私はアリーナに行ったけどミハルの滑りは観られなかった。今回は年末の4か国選手権でのケガもあった、攻める構成に変えた、ジャンプのミスもあった、でもミハルは最後まで滑った。苦しくても諦めずに勝ちに行くんだという気持ちが伝わってきて、もうただそれだけで良かった。最後まで滑っただけで嬉しかった。演技構成点は抑えられた印象。まあこの演技では仕方がない。それでも7点台の中~後半で揃ったし、Skating Skillsは7.93あるし、PCSは全体の7位だし、悲観的にならんでもいいかな。リンクを上がる前のジェスチャーはなんだったんだろう。

観客への感謝だったのかな。そう言っている人もいる。私には謝っているように見えて、もしそうだったのなら辛い。謝るようなことはない。良い演技だったらもっと嬉しかったけど、あの滑りを観れただけでよかった。でもミハルは悔しかったと思う。母国開催の伝統ある欧州選手権で、エースとして期待されて、ベストな演技をしたかったはず。メダルだって狙ってただろう。それがジャンプのミスが続いて最後まで意地を見せたけどとてもベストと言える演技ではなくて。悔しくて悔しくてあのジェスチャーがでたのかな。というところで落ち着こう。また泣きそう。キスクラでの様子を見ていて落胆ぶりがすごく伝わってきて、ミハル、プレッシャーかけていたらごめん。楽しみにしてる応援してるってうるさかったらごめんって思っていた。そんなこと言っていたらアスリートの応援なんてやってられないし、選手だってそんなことでベストが出せないようじゃ勝てないことはわかっている。けど、のびのび滑れていたのかなと心配になる気持ちはどうしようもない。試合が終わった後のインタビューでものすごい勢いで話すミハル、表情はまだ悔しそうで、でもたくさんたくさんチェコのお客さんに伝えたいことがあるんだなとわかって、この大会に懸ける想いはどれほどだったのかとまた考える。最後まで闘志を見せてくれてありがとう。フリーは13位、総合では12位で欧州選手権フィニッシュ。ワールドはきっとうまくいく。

この日のミハルのフィアンセ、ダニちゃんのインスタがまた泣かすんだ!載せれないけどね。ミハル良い子見つけたな!大事にしろよ!

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http://www.isuresults.com/results/season1617/ec2017/ec2017_Men_FS_Scores.pdf

Axel jump in warm up. @mick_brezina #european2017 #ostrava #czech #チェコの大天使ミハルに会いに行く2017

これが試合で決めて欲しかったステップからのアクセル。

 

1月29日(日)大会5日目

エキシビションの日。昨日からミハルが何も言わない。まあ当然っちゃ当然かもしれんけど心配。地元大会だからエキシビションは出る…よね…?出なかったら??朝の公式練習観に行けばよかったかな。と不安になりながら会場に向かう。会場で配っているプログラム見たらミハルの名前あった。一安心。しかもめっちゃ良い順番。金メダリストたちの出演の前に入れてもらってる。さてこれでエキシビションを思いっきり楽しめる。本当に楽しい。ユーロ最高だな。前半が終わってツイッターの通知を確認するとミハルが浮上している。

無理してるかな。どうだろう。でも前向きな言葉が出たことに安心。がんばれー!ワールドも来シーズンもオリンピックも応援するから。これを見た後にミハルのエキシがあるのなかなかやばい。現地…最高…

ミハルのエキシビション「Blue Suede Shoes」が始まる。スポットライトが当たってニヤニヤするミハル。八重歯。かわいい。 黒シャツ腕まくり良い良いよ。あーしかも茶色のベルトしてるー良いよ良いよかわいいいいいいいいいいいいい。ショーになるとトリプルアクセルしゅっと跳べるのね。良かった。とても大きくてきれいなジャンプ。歌詞に何回も出てくる「shoes」に合わせてスケート靴を指さす振付。それのかわいらしさったら。もう!でもちょっとセクシーさもあるんだよ。どういうこと…あ、あれか、美しいスケートでなびくシャツの丈が絶妙で腰がちらっと覗くからか?腹筋も少しだけ見えたりしちゃったりするからか?こういうの別に好きじゃないと思ってたけどそんなことなかったぜFoooooooo!!!!ブルーとグリーンの照明もちょっと大人な感じだね。そして特筆すべきはイーグル。スプレッドイーグル(Spread eagle)である。翼を広げたワシに似ていることからこう呼ばれる。単にイーグルとも呼ばれる。by Wikipediaジェフリー・バトルさんのインサイドイーグルを見た2005年の冬から私はイーグルの虜である。勝手にイーグル友の会を主宰するほどである。そしてこのミハル・ブレジナ選手もイーグルが素晴らしい。アウトサイド・インサイドをバランス良く滑ってくれる貴重な存在。それが!このショーナンバーで!はい!ありがとう!アウトインアウトとたっぷり頂きました。しーかーもー私の目の前!!!!手紙でイーグルについて熱く語ったおかげかな。感動。最高。大好き。これがめせもあ。ちゃんのライブ会場ならば絶叫して飛び跳ねるところだが、ぐっとこらえてFooooooooo!!!!!っていうだけにしたよ。堪えてない?跳ばなかったので許していただきたい。あと。歌いながら滑ってるのめっちゃかわいい。どうしよう。晴れ晴れした顔で滑ってるミハルにほんとにほっとする。キャメルスピンいえす!ミハルのスピンで一番好きだよ。演技後の挨拶も飛び跳ねてとびきりの笑顔で!楽しく滑れて良かった!

グランドフィナーレ。出演者全員が一列でリンクにあがる。その真ん中にミハル。嬉しい。こんな嬉しい光景はない。ずっとノリノリで踊ってるし、ニコニコしてるし、楽しそうで、良かったねえ。全部やり切った。大会のフィナーレだよ。重圧から解放されたかな。お疲れ!!!!リンクから上がってチェコ代表メンバーで写真を撮っていて、ミハルがお兄さんって感じでとても微笑ましい。ずっとやっていてほしいくらいだけど、楽しい時間はこれで終わり。

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 終演後にモニターで流れたミハルのエキシ↑

フィナーレでミハが真ん中にいるのを観られるのって最初で最後かもしれないと思いながら観ていたけど、どっかの大会で優勝すればいいんだよね。グランプリとか。そろそろメダル獲ろう。やったれ。

 

長野五輪を見てスケートを始めたミハル。チェコはアイスホッケーが強いし最初はホッケーをやりたかった。でもフィギュアを見て「これなら転んでもケガをするのは僕だけ」と言ってフィギュアを始めたミハル。なんて優しい子なんだろう。公式プログラムのミハルの記事でこれを読んでとても嬉しかった。始めたきっかけも素敵。練習環境を求めてドイツに行って、世界ジュニアで銀メダルを獲って、欧州選手権と世界選手権で4位になって、2013年に欧州選手権で銅メダル獲って、ケガがあって、練習費用もかさんで、結果が出ないシーズンが続いて、アメリカに渡ってコーチを変えて。それでもまだ選手を続けていて、次のオリンピックを目指している。ずっと頑張っている。今回チェコに応援に行けたのもミハルが選手でいてくれたから。本当にありがとう。オリンピックで最高の演技で終われるように応援する。同い年だから不思議ではないけど、自分も長野五輪のタラ・リピンスキー選手を見てフィギュアが好きになったからなにか縁を感じる。これからも応援させてね。ミハルはすごい。とっても美しいスケートを持ってる選手なんだ。だから絶対成功する。がんばれ。

 

 

ミハルへの愛は語れただろうか。自分の奇行をさらしただけな気もするが。

チェコの期待を背負って、最後まで戦ったミハルのお話はこれでおしまい。

ミハルの応援はこれからも続く。

saki

2017.2.23

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エキシビション終了後リンクサイドに下りて。

この写真を撮ってくださった日本の女性の方、本当にありがとうございました。おかげさまで会場に自分がいた証が残せました。