長く続けていると
ピョンチャンオリンピックの感想ブログを団体戦しか書いてないのに18/19シーズンが始まってもう3か月も経ってどうしようかと思っている人です。
こんにちは。
ミハル、GPシリーズ2戦連続銀メダルおめでとうスペシャル!!!!
~チャレンジャーシリーズ含めると3戦連続だよ~
まずは10月19日から21日に行われたスケートアメリカ。
ショートプログラムはまず冒頭に驚かされました。
あなた、4回転ー3回転、まだ、跳べるじゃない!
しかも超綺麗なジャンプ。ねえ!どうしたの?ここ数年跳んでなかったじゃない。急に?オリンピックと世界選手権でパーソナルベスト出して吹っ切れたの?みたいな。びっくり。でも嬉しい。
と思ったら次のジャンプシングルかーい!こっちもびっくりするわー!得点入らんやんけ。でもすごい大きいフリップだった。ご本人も「beautiful single flip」とおっしゃっていた。
最後のトリプルアクセルはほんのちょっと着氷が良くなかったけどきっちりまとめて流石。アクセルは代名詞だもんね。
スピンは今シーズン安心して見ていられるんですよ。すごい成長。しかも3つともレベル4取れました。素晴らしい。
ステップはレベル3だったの惜しかったけど、「Who Wants to Live Forever」にぴったりの壮大なスケーティングにほれぼれしました。ミハルってステップうまいんですよ。もっとみんな見てほしいなぁ。
いや、しかしかなりいい感じの出来だっただけにシングルフリップが悔しすぎる。でもな…こう、ノーミスで滑れないのがミハルらしいというか…そこも好きなんだよなぁ!
という感じで見ていたら得点は82.09点(42.27+39.82)でシーズン初戦から5点近く伸ばしてた。いいぞー!!
http://www.isuresults.com/results/season1819/gpusa2018/gpusa2018_Men_SP_Scores.pdf
ショート終わって2位です。これはフリーに期待したいような、両方揃わないのがミハルだからちょっと心配なような。
さて、フリースケーティングです。今日もクワドサルコウ跳べるかな?!ドキドキ!入った!ダブルトゥだけどコンボで跳んだ!よっし!行ける!って感じで始まりました。トリプルアクセルも大きく美しく、コンボで!でももうダブルトゥ2本使っちゃったぞ。どうするのかな?と思ってたら2本目のクワドサルコウは抜けたー!ダブルになってしまったー!ああああああ!でもなんというか想定の範囲内?(失礼)
ステップの所で曲調が変わるんですけどね、ああああ良い!!!サーキュラーステップ好きなんです。昨シーズンのステップと少し似てるんだけど、滑りやすいんだろうか。振付も。情感たっぷりという感じで大人のステップ。レベル4!
スピンはほんと上手くなったと思うし安定感出てきたんだけど、相変わらずフリーになるとレベル2、3、4を揃えてしまうんだね。ポジションの多彩さに欠けるからかなー?回転数かなー?まぁ次への課題ということで。
後半のジャンプはアクセル以外はビューティフルでした。全部単独ジャンプになっちゃったけど。ダブルトゥ使ってしまったからやめたのか、フリップの着氷で微妙だったのかわかんないけど、3連続入らなかったの痛かったなぁ。
コレオシークエンスはロックンロール!!!!!エアギター鳴らすぜ!!!!すごい楽しそうなの。クラシック音楽使ってたシーズンも好きだったけど、本人が楽しいのはこっちなんだろうなぁと改めて思う。
得点は?157.42点(74.18+83.24)思ったより高い!新ルールまだ読めない。決まったジャンプとステップ、コレオシークエンスの加点が大きい。これは……ミハルに合ってるのではないのか?新ルール。ちょっとワクワクしてきたぞ。
http://www.isuresults.com/results/season1819/gpusa2018/gpusa2018_Men_FS_Scores.pdf
フリーも全体の2位。総合得点は239.51点で2位!なんと!銀メダル!
4年ぶりのGPメダルです!やったー!おめでとう!
ネイサン、ミハル、セリョージャという表彰台でなんと俺得な大会。
新しいエキシビションナンバーも見られてハッピーな大会でした。
2戦目は11月3日~4日に行われたGPヘルシンキ。
表彰台に乗れば7年ぶりのファイナル出場が見える。けど!ファイナルのことは考えずに滑ってほしい。私も邪念振り払うから。良い演技に期待!
ショートプログラム、前の大会が良かっただけに期待と不安どちらも大きい。シーズン通してなかなか安定しないのが今までのミハル。でも今シーズンは行ける気もするミハル。冒頭クワドサルコウートリプルトゥループ決まったぁぁぁぁぁ!すごい!高い!きれい!次はフリップ。大丈夫か?大丈夫!ちゃんとトリプルで跳んだ!しかも絶対加点つくやつ。これは期待!がんばれ!
スピンいいよ。柔軟性が増したのかな。回転速度もいいし。やっぱり安心して見てられる。レベル3ひとつとレベル4ふたつ。惜しい!けど許容範囲。
さて最後のトリプルアクセルはどうか。ここで決めればノーミスが見える。見えたぁぁぁああああああ。跳んだ!降りた!決まった!やったー!美しいジャンプ!
ステップも滑らかに力強く音楽をよく表して。気持ちも出して。俺を見てくれ!って感じがすごい伝わってくる。あとね、奥さんへの気持ちも出てる気がする。私だけかもしれないけど。昨シーズンからそんな感じのステップを踏む。すごく良いと思う。
ノーミスでショートを終えました。久しぶりじゃないかなノーミス。
得点は93.31点(51.14+42.17)で初めて90点越えました!めっちゃ嬉しい。PCSも8点台真ん中揃えた!
http://www.isuresults.com/results/season1819/gpfin2018/gpfin2018_Men_SP_Scores.pdf
いやー綺麗なプロトコルだな。音楽の解釈が高く評価されてるの嬉しいな。
ショートプログラムを終えて2位。記者会見に現れたミハルは肩にアイシングをしていたらしい。なんと月曜日の練習で肩を脱臼していたとか?!それでこの演技。すごい。フリーに影響がないことを祈る。
フリーは最終滑走です。しかも羽生さんのあと。プーさんの嵐のあと。めっちゃ緊張する。私が。大丈夫かな。でももうベテランって言われるようになったもんね。こんなことで調子狂ってるようじゃだめだよね。
ひとつめの音でバンッと腕を上げる。ミハルの世界。もうクワドサルコウの心配はしてない。コンボで決めた。クワド安定したのは大きいね。他の要素に気を配れる。と思っていたらなんと!得意のトリプルアクセルで転倒。思わず「えっ」て言っちゃった。でもなんか緊張がほどけた。見てる方が吹っ切れた。本人はどうかわかんないけど。
今回はクワド1本の構成にしたんだね。私はそっちのほうがいいと思うよ。だってフリップめっちゃ綺麗に跳べるもん。
スピンはアメリカ大会よりよかったね!レベル4ふたつとレベル2ひとつ。最後のスピンなんで2だったのかなって思うくらい。ちょっと意識が足りなかったのかもしれない。でも何回も言うけど、ほんとスピンで心配しなくなったから。成長だね!
今シーズンのステップは足元めっちゃ見てしまう。すっごい滑らかに綺麗なターン描くの。エッジも深くて。スケート上手いなぁとしみじみ思う。基本がしっかりしてるから今でも現役続けられてるのかな。いやーほんと昨シーズンのステップも今までで最高と思ってたけど、今シーズンもその上を行ってるね。成長し続けられるのほんとに尊敬する。
後半のジャンプ、2本目のトリプルアクセルをコンボで決めました。1.1倍の所で最初のミス引きずらずに決めたのすごい。そして今回はトリプルフリップから3連続入れました。ダブルトゥが3本になってしまったから、得点としては3連続じゃないんですけどね。決めた方が流れも良いし出来栄えも加点されるしPCSへの影響も大きい。ダブルトゥでザヤっちゃうのもはやミハルの代名詞といえるくらいなので、「あぁ、またかーでもまぁコンボないよりマシだわ」って思ってしまうわ。いいのか悪いのか。笑。
今シーズン、ルッツとループめちゃくちゃ良いね。流れと余裕がある。
コレオシークエンスはやっぱりノリノリだね。ミハルが一番楽しんでる。ロックミュージックは力を与えてくれるとインタビューで言っていた。ベテランならではの余裕のある表現というか、魅せる時間って感じ。シニアデビューした頃はこんなスケーターになるなんて思わなかった。続けてくれてよかったなぁ。
さぁ、ひとつ転倒があったけど得点はどうかな。164.67点(80.11+85.56-1.00)でパーソナルベスト更新!予想より高かった。やっぱり決まる要素に加点がしっかりつくから、高得点が出るんだな。これは170点狙っていけるのではない???欲張り過ぎ?
http://www.isuresults.com/results/season1819/gpfin2018/gpfin2018_Men_FS_Scores.pdf
PCSがショートよりちょっとだけだけど高評価なの嬉しい。
フリーも全体の2位で、総合得点は257.98点で前大会より20点近く高くなりました!素晴らしい。だんだん4分のプログラムにも慣れてきたように感じるし、シーズン後半に向けて期待が高まる。
順位は2位です!2大会連続で2位!これはっ!これはっ!
グランプリファイナルほぼ確実!
7年ぶり!
ミハルね、09/10シーズンにシニアGPデビューしたんですけどね、金メダルひとつと銅メダル4つだったんですね今まで。今シーズン初めて銀メダル獲ったんですけど、それが2戦連続とな?!シーズン序盤から安定感のある滑り。なんなんだろう。色んな重荷から解き放たれたんだろうか、オリンピック終わって。すごい楽しそうに滑ってるもんな。それがすごく嬉しい。
それから新しいルールはミハルには合ってると感じてる。ジャンプが抜けることはほとんどないし(アメリカでやっちゃったけど)、決まるジャンプは高くて美しいし、ステップでもきっちり得点を取れるし。GOEの幅が広がったことで大きい加点がつくようになったから、ひとつミスしても取り返せる。4回転1本でも勝負できる。そりゃあ、4回転複数種類持ってる選手には敵わないかもしれないけど、でも勝てる可能性もある。昨シーズンよりは。完成度とスケーティングスキルで勝負してほしい。
エキシビションの「Castaway」もめっちゃいいんですよ。アロハシャツ着て、サングラスかけて出てくるんですけど。スポットライトが当たる前から演技が始まってるんですよ。会場の空気を一気に海辺の雰囲気にしちゃう力がある。さすがベテラン。程よい抜け感があって、リラックスして楽しめる。イーグルもめっちゃ見せてくれるし。ここ大事。ミハルも楽しそうに滑ってるし最高なので今後もぜひ見たい。
次はバンクーバーでグランプリファイナルかな???ほぼ確実だからな。楽しみだな。怪我しないように。ベテランの底力見せてほしいぞ。
………
ベテランか。同い年。ベテラン。もうそんなふうに言われるのか。
長く続けているとこういうことも起こるのか。もうファイナルに出ることなんかないだろうと思っていた。一度は引退すると思いこんでいたし。もう1回GPでメダル獲って欲しいなくらいに思ってたのに。ありがとうミハル。おめでとうミハル。そしてもっと期待してしまうよ。まだまだ魅せてくれると。
なんかヘルシンキ大会見てすごい刺激を受けた気がする。がんばろう。
あああああユーロ観に行きたいよおおおおおおおおお
ベラルーシ遠いよおおおおおおおおおお
(金銭的に)
ピョンチャンオリンピック団体FS,FD・2018.2.11-12
ショート上位5か国によるフリーの演技は2月11日、12日に行われました!
カナダの初優勝かロシアの逆転連覇か?!
【ペアFS】2/11
http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/OWG2018_TeamPairs_FS_P_Scores.pdf
競技前、ブース隣同士のイタリアと日本が国旗を交換しあって応援していてめちゃくちゃ可愛いぞ!
#1 Miu SUZAKI / Ryuichi KIHARA (JPN)
スロージャンプがふたつとも決まらなかったのと、コンボも入らなかったから悔しいけど得点は伸びない。でもルッツはばっちり決まった。ソロスピン揃ってるし距離感も良い。デススパイラルは深くてかっこよかった。アイコンタクトして滑ってるだけで泣きそう。海羽ちゃんが木原くんのこと信頼しているのがよく伝わってくる、可愛らしいロミジュリ。木原くんワンハンドになる部分含めリフトすごくスムーズになったよね。97.67点(49.24+49.43-1.00)
#2 Valentina MARCHEI / Ondrej HOTAREK (ITA)
パーフェクト!素晴らしい演技。組んで4年目、ふたりでのオリンピック初めてとは思えない(シングルスケーターや別のカップルとしての出場はある)。全く隙がない。緊張とかないんだろうか。グループ3リフトの出口ユニークで、スローのルッツは入りが難しくて、ショーを見ているようなコミカルなプログラムなんだけど、競技としての難易度も高めていた。エントリー、エグジットが独創的なリフト、ジャンプは曲をよく表現もしていた。最後嬉しさ爆発してきちんと止まらなかったから、タイムオーバー取られたのかも??138.44点(72.02+67.42-1.00)PB!!
嫁!!!ホタレクさんのお嫁さんアンナ(アイスダンス代表)が応援席で嬉しそうにしていてハッピー。
#3 Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM (USA)
愛情たっぷり詰め込みました!!って感じの演技。※二人は夫婦。コンボが入らなかったのが惜しかったけど、最後まで流れが途切れなかった。リフトの出口、3つとも違う難しいバリエーションで降りてきてるのが印象的。アレクサのフリーレッグがピッと伸びているのが美しい。今まで見た『ゴースト』の中で一番好きかも。126.56点(64.82+62.74-1.00)
テネルちゃんが旗ふりふりしてるのがかわいい~。
#4 Meagan DUHAMEL / Eric RADFORD
スロー4サルコウで手をついただけ。完璧ではなかったけどやっぱり強い。アクセルリフトの降り方かっこいい。エリックの足元がやばい。イナバウアーでのキャリーもすごいし、スロージャンプの前にイーグル入れるのもかっこいい。静かな音楽なんだけど、滑りでしっかり盛り上げて力強さを出していた。特にコレオシークエンスでの空気感はペアならでは。カナダの本気を見た。148.51点(77.26+71.25)
カナダ応援席ずっとうるさい。しかも空になった隣の中国ブースにまではみ出て座っとるしww
#5 Natalia ZABIIAKO / Alexander ENBERT (OAR)
始めからちょっと硬いように見えた。少しずつズレていたような感じ。最後のリフトの前に転倒があったけど、リフトはしっかり決めたのはえらい。ザビアコちゃんの姿勢が終始美しい。衣装チェンジの部分も滑らかに。とても綺麗な滑りをするんだけど、まだふたりだけの特徴が少ないかな、もっと個性を出せばいいと思う。まぁでも、ロシアのペアもドタバタあった中で団体戦よく頑張ったと思う。133.28点(68.06+66.22-1.00)
カーチャ、ジェーニャ、ディーマの3人が揃った応援席は尊い。
【男子FS】2/12
日付変わって各国応援ブース5か国だけに縮みました。ということは??
http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/OWG2018_TeamMen_FS_M_Scores.pdf
#1 Mikhail KOLYADA (OAR)
6練から怖いお顔で冒頭は少し硬かったか。クワドはルッツが転倒、トゥは1本トリプルになり、1本着氷堪えた。3Aはふたつとも綺麗に決まって良かった、安心した。ステップ後音楽が変わったところからは、表情も柔らかく、滑りもどんどん気持ちが上がっていったように見えた。スピンの回転速いし、コレオシークエンスは大爆発。コンボふたつになったけど、ショートよりは断然よかった。この勢いで個人戦いってほしい。173.57点(88.35+86.22-1.00)
キスクラ明るくてほっとした。
#2 Matteo RIZZO (ITA)
ブラボー!!!ジャンプ全てクリーン。いい緊張感で力を出し切った。シャープな音にシャープな滑り。ステップのびのびとしっかり踏んだ。2曲目の『Let It Be』に合わせたスケートすごく良い。軽やか。19歳でビートルズメドレーを滑りこなす力は今後が楽しみ。リンク上がるところの仕草が可愛い。156.11点(78.77+77.34)
イタリア応援団「ヴオーイ!!」激しいw
#3 Adam RIPPON (USA)
完璧だわ、これは。初出場でこれだけの演技できるのはさすがベテランだな。背中、首、指先の使い方がリッポンオリジナル。とてもしなやか。3F‐3Loを完全にものにしている。『Arrival of the Birds』鳥になりきってた。目の配り方、表情とても優しい。全米の悔しさをぶつけた演技になったかな。演技後のリアクションが可愛い。衣装変わりました?172.98点(86.20+86.78)
#4 Patrick CHAN (CAN)
金メダルへの気迫。美美美。4T‐3Tは絶好調の超美しいジャンプだった。コレオシークエンスでもステップ踏みまくり。後ろ手で軽やかに滑っていくパートが好きなんですよね。最後の「ハレル~~~~~~~~~♪」ってすごく長い音で、あれだけ細かくステップ踏めて、上下動も激しくできるのパトリックしかいないと思う。そのステップはレベル4GOE満点。3A転倒含めて、国際大会でこれだけしっかり滑るところ久しぶりに見た。個人戦楽しみ。笑顔爆発して良かった。179.75点(87.67+93.08-1.00)
カナダ全員大喜び。
#5 Keiji TANAKA (JPN)
緊張してたんかな。スピードが無かった。4回転ひとつも入らんかったの悔しいだろうな。スピン中に手を着いてしまうという珍しいミスも。でも振付が大きくなったし、腕の動きがセクシーにもなった。ためがある踊り。胸の開き方も美しく見える。あとはジャンプだな。個人戦あるしリベンジできる!キスクラではかなり渋い顔。148.36点(72.02+77.34-1.00)
海羽ちゃん、木原くん、さっとんが旗ふりふりして励ましてくれたよ。
【女子FS】2/12
http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/OWG2018_TeamLadies_FS_F_Scores.pdf
5人中3人が衣装赤色(ミライ、アリーナ、花織)
#1 Mirai NAGASU (USA)
3A決めた!!!完璧!加点も1.57付いた。すごい。脚にテーピングしてるから心配したけど、全然問題なかった。曲調が変わる所でスケーティングも変化するのは、表現力が大人になったなと思う。ニコニコしながら滑るステップは、力強さと優しさと気迫も感じる。フィニッシュでガッツポーズ3回。137.53点(73.38+64.15)PB!!!!
素晴らしい滑りにリッポンが涙。ミライちゃんもリッポンも前回はオリンピックを逃してここまで来たんだもんね。
#2 Kaori SAKAMOTO (JPN)
1本目のフリップ堪える形になってしまって「あちゃー」って顔したの素直で可愛い。前半は上手くいかなかったけど、ステップからよく立て直して、ジャンプもリカバリーしたのはすごい。腕の動きがいつもよりは雑だったような。勢いがあったのはらしさが出ていて良かった。131.91点(65.51+66.40)
キスクラで花織ちゃんを励ます木原くん、年上らしいことをしている。
#3 Gabrielle DALEMAN (CAN)
完璧。強い。ラプソディーインブルーに戻して良かったんじゃないかな。3T‐3Tの幅と高さは男子顔負け。ジャンプは全て安定。もともと持ってるパワフルさはもちろん活かしてるし、柔らかい表現もできるようになったのは強み。得点を見て暫定2位かよというお顔。それでもPCS出るようになったなあ。137.14点(68.86+68.28)
カナダの勢いがすごい。持ってる国旗、メープルが金だ。
#4 Carolina KOSTNER (ITA)
ユーロでみんなを驚かした衣装からまたチェンジ。紫色の個性的なラインが絵画のよう。ユーロで入らなかったルッツが美しく決まったことに感動。その後のフリップが3‐3にならなかったのが悔しいか。手をぱっと上げて下ろすところの緩急がしっかりついてるから、素敵な余韻が残る。スケートが伸びるからあっという間にリンクを駆け抜けていくんだけど、しっかり感情がついてくる。軽やかであり重厚感もあるスケート。圧倒的なPCS。134.00点(59.73+74.27)
キスクラで祈るカロ。イタリアみんな仲良し。
#5 Alina ZAGITOVA (OAR)
少し緊張していたか、ベストではなかったような。だけどほんの少しのズレ程度。コレオシークエンスの華やかさが良い。氷上のバレエそのもの。手首が柔らかいんだな。ステップがさらに大人っぽくなった。しっとりした足元。音ハメの気持ちよさも上がっている。TESカウンターグリーンで揃えた。158.08点(83.06+75.02)PB!!!
エテリ先生ご満悦。ロシアチーム揃ったー!!
女子は大コケした子いなかった。そしてこの時点でカナダの金が確定!
【アイスダンスSD】2/12
http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/OWG2018_TeamIceDance_FD_D_Scores.pdf
#1 Kana MURAMOTO / Chris REED (JPN)
始まり、クリスの表情が良かったのでこれは大丈夫と思ったんだけど……。ひとつめのサーキュラーステップで転倒してしまったのが残念だった。それでもその後は持ち直してスピン、ツイズルはレベル4で揃えた。ツイズルは慎重に入ってしっかりレベル取れた。リフトはスムーズかつ華やかになった。ふたりの信頼関係がよく伝わってきたよ。桜満開になった!!パーフェクトは個人戦にとっとこ。87.88点(44.69+44.19-1.00)
クリス泣かないで~。
#2 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE (ITA)
アンナ、衣装を白に戻してきた。素晴らしい演技。ユーロの悔しさをぶつけたと思う。フィニッシュでふたりともとても嬉しそう。本当に映画を観ているようで、昔観た『Life is Beautiful』のシーンを思い出した。離れていてもふたりがずっと繋がっているように見える。リフトの入口・出口がアクロバティックで独創的。効果音と感情がうまくハマっていた。いつも思うけどアンナは股関節柔らかすぎ。得点はもう少し出してもいいんじゃないかと思うのは贔屓目?リフトがひとつレベル2だった。107.00点(52.70+54.30)
旦那ホタレクさんがアンナの背中をさすってキスしました!死す!
#3 Ekaterina BOBROVA / Dmitri SOLOVIEV (OAR)
冒頭のカーチャの表情にもっていかれた。世界観、ストーリーがさらに深まっていて惹き込まれて冷静に観ていられなかった。ローテーショナルリフトの辺りから泣けてきた。得点なんかどうでもいいよ~と思っていたら、フィニッシュ後のふたりの真顔でこれは真剣勝負だったと思いだす。得点もう少し出したいんだろうなぁ。110.43点(54.72+55.71)
ロシアのキスクラかわいい!カーチャ投げキッスありがとう。
#4 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI (USA)
団体戦にピークを持ってきて大丈夫なの?!っていうくらいの出来。ストレートラインリフトはポジションが多彩。ツイズルロボットかというくらい綺麗に揃って、しかも4つめ付けるというおまけ付き。ほぼ満点。ダイアゴナルステップでのアレックスの笑顔が印象的。マイアも気持ちが溢れている。フィニッシュまで息ぴったり、音にもぴったり。得点にふたりは納得しているよう。112.01点(56.41+55.60)
ネイサンとリッポンの目が優しいキスクラ。
#5 Tessa VIRTUE / Scotto MOIR (CAN)
完璧すぎてやばい。こちらも個人戦どうするんだという滑り。ふたりのスタート位置遠いなと思ったところから、ノールックで入るステーショナリーリフト。どのエレメントも難しいことを飄々とやってのける。リフト2つ満点。鬼神。怖いくらいの迫力と情熱。スコットの苦しげな表情が物語をよく表していた。最後のコレオリフト途中からガッツポーズ始まってしまって笑った。118.10点(59.25+58.85)
カナダ大歓声。「ぴぎゃー!!」byガビー
↓↓最終結果
1位 カナダ
2位 OAR(ロシア)
3位 アメリカ
4位 イタリア
5位 日本
【カナダ】パトリックに金メダルを獲らせたかったスコットがSD,FDともにガチ演技して、パトリックもそれに応えてフリーでは良い演技をして見事金メダルを手にして感動した。みんなの笑顔があふれていて幸せ。総合力と団結力の勝利。他チームの演技にも拍手もスタオベもしてくれて団体戦全体を盛り上げてくれた。そして、最終日には応援席が満員となり選手があふれるという事件が発生。
【ロシア】出場を巡るゴタゴタがあったけど意地を見せて銀メダル。女子は圧巻の強さ。ジェーニャとザギトワちゃん、どちらが出ても1位を獲る。カップル競技もさすが強い。最終日はチームが応援席に揃って楽しそうにしていて安心した。ジャージが中学校の体操服みたいなんだけど、彼女たちが着ると可愛いのなぜ。
【アメリカ】ネイサンのショートがいまいちだったけど、みんなとても良い演技をした。ミライちゃんの3Aに涙するリッポンに感動。マイアとアレックスには貫禄さえ感じた。
【イタリア】思った以上に全員が良演技。リッツォくんの躍進は素晴らしかったし、カロ姐の円熟スケートに魅了された。マルホタはPB更新おめでとう。アンルカも素敵なストーリーを見せてくれたし、ショートのルンバではただ一組のレベル3。キスクラの盛り上げも楽しかった。
【日本】みんな出来ることをやりきった。10年前だったら団体戦に出てフリーにも残って、しかも全員が個人戦にも出場するなんて考えられなかったと思う。ペア、アイスダンスはショートが素晴らしかった。フリーは苦かったけど、個人戦に向けて勉強になったと思う。さっとんは良い感じに上がってきてるし、花織ちゃんはこれで落ち着いたはず。五輪に特別な思いを抱かない昌磨さんは回路が異常、刑事くんは個人戦前に滑れて良かったんじゃないかな。
というわけで団体戦は以上です。お祭りみたいで観ているほうは楽しいんだけど、個人戦との日程を考えると(特にペア)選手には負担だろうなあと思う。一方でより多く本番のリンクで戦えるメリットもあるという声もあるから、今後どうなるんでしょうね。
さて、熱くなってまいりました。次はペア個人戦!!!
ピョンチャンオリンピック団体SP,SD・2018.2.9-11
始まりましたオリンピック2018!!どんどんぱふぱふ~
まずは2月9日と11日に行われた団体戦ショートから!
【男子SP】2/9
http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/OWG2018_TeamMen_SP_M_Scores.pdf
#1 Junhwan CHA (KOR)
地元韓国のジュンファンくんが第1滑走。ジャンプの着氷は3つともぬるっとしていてクリーンな印象ではなかったんだけど、全体を見るとやるべきことをしっかりやりきっていた。一緒に練習してるからか、時折羽生くんに目つきが似ているなと感じる部分があった。欲を言えばステップにもう少しメリハリがほしいけど、テンポの速いジプシーダンスに置いていかれていないのは良いと思う。77.70点(40.71+36.99)
アイスダンスのユラさんが五輪サングラスかけてノリノリ。
#2 Paul FENZT (GER)
冒頭4回転に挑んだけど両手をつくミスになったので、そこから重くなってしまったかな。アクセルも転倒でジャンプ揃わず。オーバーターンが入ったけどルッツに3Tつけたのは意地を見せた。スピンもなんとなくうーんって感じ。解説の武史先生は回転数がどうかと。レベルは3と4取れてたけど出来栄えがよろしくない。ステップは大人の雰囲気と洒落た振付で魅せた。薄ピンクのシャツがとても似合っている。66.32点(34.54+33.78-2.00)
チームメイトが着けているドイツカラーのレイが派手で良いと思う。
#3 Chafic BESSEGHIER (FRA)
ジャンプ2本があちゃー。4-3が3-2になり3Aが2Aになり。ノーカウントにならなかったのがせめてもの救いかな。最後のルッツはとてもでかくて良かった。振付がフランス。ステップは丁寧かつダイナミック。腕の動きは大きく、指先は細かく。スピンもしっかりと感じたけどレベルとれてなくて残念!61.06点(26.93+34.13)
フランスのキスクラが控えめだと?!マエちゃんとマリー/ロマン組。
#4 Han YAN (CHN)
3Aも4Tも両手を着いてしまったけど、ルッツ‐トゥは綺麗に決まった。ジャンプがうまくいかなくても美しいスケートをするようになったなぁと改めて感じる。スケートが伸びる。ステップの余裕感と表情が良き。スピンにも表情が出てきた。PCSが40点乗っている。77.10点(38.28+40.82-2.00)
中国の応援団は可愛く旗振り~。
#5 Matteo RIZZO (ITA)
とても良かった!表情が1つ目のスピンの後からもう柔らかくて、この大舞台を楽しんでいるのかなぁと見ていた。冒頭の3Aは緊張感が見えたけどそこを堪えたから、残りの要素は素晴らしい出来になった。ユーロから更に良くなってきている。スケートが伸びてる。サーキュラーステップの緩急がいい。19歳とは。『帰れソレントへ』も彼にハマっているんだなあ。イタリアだからか……。77.77点(40.60+37.17)
応援席、アンナとマルケイさんが並んでいる。ホタレクさんうるさいw
#6 Patrick CHAN (CAN)
カナダはオリンピックの呪いにかかっているのかなと思った。2転倒は痛い。けどスケーティングのしなやかさはさすがパトリックなんだなぁ。ステップとスピンは人の2倍の得点にならないかなという美しさ。個人戦はうまくいきますように。それでも80点は越えてくるあたりPCSの強さ。81.66点(38.56+45.10-2.00)
試合を見ているテッサの顔の怖いこと。コーチが選手みたいな顔して並んでるのは笑った。
#7 Alexei BYCHENKO (ISR)
2月5日に30歳になったビシェンコ先輩にプレッシャーなどない。素晴らしいの一言に尽きる(でも語る)。ジャンプはキメキメで余裕があってとてもいい時のビシェンコ先輩。その流れでスピン、ステップもキレがあった。ステップの振付が音楽にぴったり合ってるのがすごく好き。ハヴァナギラの音楽もいいんだよな。演技後ニッコニコ。88.49点(47.59+40.90)
イスラエルも人数かけてかなり派手に応援している。サモヒンくんうるさいw
#8 Nathan CHEN (USA)
冒頭ついに画面から消えなかったネイサン笑。カメラワークが工夫されていました。4Tが抜けてダブルになってしまうのとても珍しくない?3A転倒はまぁいつも通りかなという感じだけど。やはりオリンピックの緊張とか時間の問題とかあるんだろうか。ステップの感情爆発はますます迫力が出てきた。つなぎの部分かなり改善してきてると思う。ジャンプ1本ノーカンでも80点台乗せてくるのはPCS上がってきた証拠。80.61点(37.73+43.88-1.00)
アメリカの応援は控えめ。シブシブズに、テネルちゃん、カレン。
#9 Mikhail KOLYADA (OAR)
どうしたコリャダくん?!2転倒にシングルアクセルとは……。ナイーブメンタルが出たのか、出場を巡るごたごたのせいなのか、直前日本でファンサしすぎたからか。ルッツ下りたと思ったのになぁ。ほんといつも回りすぎでコントロールしきれてないのがもったいない。ジャンプ以外はいつものコリャダくんで、TESカウンターもクリーン。振付が操り人形みたいで面白い。演技後もやっぱり表情硬い。74.36点(33.75+42.61-2.00)
応援席はコーチのみ。なんかいろいろ察し。
#10 Shoma UNO (JPN)
4Fお手つきは想定内。後半の4T‐3Tはガッツポーズが出て珍しいと思った。ステップをしっかり見ようと意気込んでいたのにするり~と行ってしまった。振付、要素ひとつひとつが音と調和していて素晴らしい。緊張を一切感じさせない、まさに楽しんでいるという表情。1番印象に残ったのは最後のスピン中に笑っていたこと。演技後インタではぐらっとなったからと言ってたけど、そこで笑えるか?!オリンピックだからって特別な緊張はなかったそうだ。全日本のほうが大変だったらしい。ステップようやく3が取れました。103.25点(56.64+46.61)
日本の応援はさっとんとかなちゃんクリス、でっかい日の丸を持って。
【ペアSP】2/9
http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/OWG2018_TeamPairs_SP_P_Scores.pdf
#1 Kyueun KIM / Alex Kang Chan KAM (KOR)
衣装見て、まさかラテン系だとは思わなかった。自分たちが出来ることを丁寧に確実に実施していった感じ。身長差があまりないのにうまくいっているなあ。サイドバイサイドのサルコウ、ぴったりでとても良かった。距離感も近くていい。52.10点(27.70+24.40)
応援席やはりアイスダンスのふたりが目立つ。
#2 Paige CONNERS / Evgeni KRASNOPOLSKI (ISR)
ステップ中の転倒がもったいなかったけどその後バタバタしなかった。ジャンプ、リフトすごくクリーン。特にスロールッツ、綺麗でびっくり。コナーズちゃん17歳、ペア転向1年目ってマジかよ。『ゴースト』ってペアで使いやすいのかな~よく見る。54.47点(30.70+24.77-1.00)
イスラエルもキスクラ渋滞。ビシェンコ先輩大はしゃぎ。
#3 Miu SUZAKI / Ryuichi KIHARA (JPN)
スタート位置についたところで既に泣きそうだった。ここまで来たか!と思って。演技めちゃくちゃ良くて泣いた。木原くんの成長にも海羽ちゃんの頑張りにも。木原くんシングルの頃から15キロも増やしたんだね……。サイドバイサイドのルッツ決めたのは大きかった。ツイストのキャッチ惜しかったけどトリプルに挑んでるのがすごい。2人からこんなに世界観とか表現が伝わってきたの初めてかも。喜びと切なさが内から滲み出ているというか。距離も近いしユニゾンも感じられた。目線も良かったし表情も柔らかかった。57.42点(32.13+25.29)PB!!!
木原くん立ち上がって喜ぶ。
#4 Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM (USA)
このペアからスピードがぐっと上がった。ムーランルージュで夫婦ペアの強みを存分に出したプログラム。全てがスムーズで、どんどん熟成度が上がってる。こんなに上手かったかなという印象。スローのフリップすごく高くて美しかった。リフトの下り、ちょっと危なかった??69.75点(38.41+31.34)SB!!!
男子とミライちゃんが来てアメリカのキスクラ賑やかになった。リッポンキャップ被ってる。
#5 Xiaoyu YU / Hao ZHANG (CHN)
ローリー・ニコルさんてペアの振付もするのね。中国ペアがバレエ曲って珍しい。ユウさんしなやかになったね。つなぎやステップにもダンスリフトをふんだんに。リフトの入りがすごく複雑でさすが中国だなと。ツイストもスロージャンプも高さ、幅がとても大きい。69.17点(37.20+32.97)
#6 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE (ITA)
スロージャンプの着氷が両足になったのだけが惜しかった。衣装が独特で色も渋くて、それがよく似合っているのが素敵。リフトのポジション転換がスムーズで回転も速くてキレキレ。最後のスピンのポジションが印象的。グアリゼさんローラースケートからきたのね。驚き。67.62点(35.73+31.89)
イタリアブース、夫婦並んどる!!アンナとホタレクさん!!沸いた!カロリーナも来ました。
#7 Vanessa JAMES / Morgan CIPRES (FRA)
ムーディってこれのことかって感じ。リフトの入り口でグッと下がるのがかっこいい。細かい音を取る振付がtheフランス。どうなってるんだろう。絶好調のときよりはだいぶ慎重というか硬かったような印象。いつもはもっと考える暇がない演技なんだよな。スローのフリップの堪えは意地。得点伸び悩んだ。68.49点(34.66+33.83)
#8 Meagan DUHAMEL / Eric RADFORD (CAN)
集大成らしいです。今シーズン初見だったんだけど、これはずるい。あー終わっちゃうんだなぁと思ってしまう、泣く。サイドバイサイドもスローもルッツ入れてくる辺りさすがの2人。着氷までユニゾンしてるんだよ。メーガン、また上手くなっている。表情が穏やか。シームレスというか……すべてが一体。ステップのホールドが面白い。76.57点(41.08+35.49)
カナダブース、技決まるたびに立ち上がる。熱い。選手14人も来とるし!!すごい!
#9 Aljona SAVCHENKO / Bruno MASSOT (GER)
楽しいプログラム持ってきた。転倒のスローのフリップは入りがすごく慎重だった。ふんわりツイストは満点。スピン中のアリオナの目線と指の動きにベテランの余裕と貫禄を感じる。オリンピック5回目なだけある。デススパイラルからすぐにスピンに入るのは助走がなくて難しいらしい。ずっと刻んでるビートにずっと合わせてるステップが気持ち良かった。75.36点(39.33+37.03-1.00)
#10 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV (OAR)
本気。TESカウンターが全部グリーン。スタオベだわ。非の打ち所がないプログラム。音との調和も完璧。冒頭タラソワちゃんの足を掴んで滑る所好きなんですよねぇ。高いツイスト満点、3T息ぴったり、スローループ美しい。タラソワちゃんの目つきが強かった。ステップの終わりも迫力。ユーロのミスを忘れさせる演技でした。80.92点(43.78+37.14)PB!!!!!
ロシアの応援団(スタンド)がすごい!20連番くらいしてる!
クワドツイストをやれるペアはトリプルなら満点取れるんですね……。
【アイスダンスSD】2/11
http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/OWG2018_TeamIceDance_SD_D_Scores.pdf
#1 Adel TANKOVA / Ronald ZILBERBERG (ISR)
ちょっとエッジが甘いというか、ぬるっと滑っていた感じ。楽しそうではあった。リフト難しいことしてるんだろうに、伝わってこなかったのがもったいない。44.61点(22.32+22.29)
#2 Kavita LORENZ / Joti POLIZOAKIS (GER)
スピードを活かして最後まで滑った。ツイズル、ほんのちょっとだけ惜しかった。動きが派手。表情や手の動きが多彩。解説の河合さんはパターンダンスの歩幅にまで言及。56.88点(28.97+27.91)
キスクラにサフチェンコさんがいる!
#3 Yura MIN / Alexander GAMELIN (KOR)
衣装が独特。胸開きセパレート、フリフリスカート。途中でホックが外れてしまったのはかわいそうだった。ツイズルの3つ目惜しかったな、結局レベル1。ユラさん表情明るく、オリンピックを楽しんでいる様子が伝わってきた。カーブリフトのライン美しい。51.97点(24.88+27.09)
韓国のキスクラにサングラスは必須なんだろうか。
#4 Shiyue WANG / Xinyu LIU (CHN)
いい意味で中国っぽくない。アイスダンスカップルらしさがある。ツイズルの回転がどうだったかなと思ったけどレベル3取れていた。エッジは少し甘く見えたけど、上半身の動きはしなやかだった。カメレンゴ先生なのね、納得。56.98点(27.75+29.23)
今日はスイ/ハン組が応援に来ている!
#5 Marie-Jade LAURIAULT / Romain LE GAC (FRA)
TESカウンター、オールグリーン。要素がぶつ切れてない感じとても良い。代名詞のリフトはやっぱりすごい、回転も速い。加点めちゃ付いてた。ディープエッジでステップのびのび、ラテンを表現。得点辛いなと思ったらリフト以外加点がほぼ無かった。57.94点(29.08+28.86)
コーチよ…国旗を頭に挿すんじゃないww
#6 Kana MURAMOTO / Chris REED (JPN)
このふたりが第2グループにいるという感動。最初から最後まで勢いあったし、勢いだけじゃなくて足元もしっかりしていた。このグループに恥じないディープエッジ。ジャンプしてリフトに入るのかっこいい。かなちゃんは本当に踊りが得意だね。目線の強さが良かった。62.15点(32.17+29.98)
キスクラに刑事くんいないのにコーチだけ来てるのちょっと笑った。
#7 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI (USA)
アレックスが顔でとても主張してくる(いいと思います)。息ぴったりなのさすが過ぎて……。ガチの本気できたな。ツイズル1つ目、途中でリズム変わるのになんで合うんだろう??ワンフットのリフトすごい。手・指先の細やかさに目が行く。75.46点(38.42+37.04)
#8 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE (ITA)
いつも言ってるけどアンナが優勝。激しい、細かい、振付が多い。ツイズルがちょっと鬼門かなぁと思ったけど、レベルも加点も取れていた。音とエッジが一体になっている。難しいことしているのに楽しそう。リフトのスプリットポジションが素晴らしい。パターンダンスルンバで唯一レベル3を取ったカップル。減点1はリフトの着氷か?72.51点(37.31+36.20-1.00)
リッツォくんの「アレー!!」がなかなかでかくていい感じ。
#9 Tessa VIRTUE / Scott MOIR (CAN)
やっぱり上手いなあ。前半の激しい音楽の部分は動きも派手で、中盤のしっとりした部分はためで魅せる。トランジションに盛り込んでる動きが細かくて驚く。足元はお手本のようで、上半身の使い方は独創的。テッサ衣装変わりましたね。80点乗っても嬉しそうじゃないふたり怖い。PStでレベル4を取った唯一のカップル。80.51点(41.61+38.90)
#10 Ekaterina BOBROVA / Dmitri SOLOVIEV (OAR)
パターンダンスのチョックトゥのキーポイントの部分はすごく慎重にいったように見えた。激しい動きじゃない、大人なラテン。魅せかたが個性的。ムーディな前半からどんどんリズミカルになる後半への変化がはっきりしている。ディーマの表情が楽しそうでもあり、強さも出していて印象的。カーチャ、ステップの途中でウィンクしとるやんけ。余裕だな。ノンタッチのステップで唯一レベル4を取ったカップル。74.76点(38.11+36.65)
ロシアブースにコリャダくんが来た!
エッジが見にくいカメラワークだったのがつらい。
【女子SP】2/11
http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/OWG2018_TeamLadies_SP_F_Scores.pdf
#1 Aimee BUCHANAN (ISR)
もう少しメリハリがあれば…と思うけど、出来ることを丁寧にやりきったのは好印象。スピンが綺麗だった。ジャンプ全部後半に持ってこれる力あるし、ジャンプの難度が上がればもっと上に来そう。期待。46.30点(25.07+21.23)PB!!!
#2 Xiangning LI (CHN)
この前見たの四大陸だったかな、そこから振付をかなりブラッシュアップしてきたように見えた。始まりは固いなと思ったけど、ジャンプ1本目決まってから落ち着いたのかな。初出場とは思えない、やるべきことをきちんとやった。スピンがとても美しい。強くなりそう。58.62点(32.65+25.97)
キスクラで中国チームみんなで振付真似してて可愛い。
#3 Bradie TENNELL (USA)
冒頭ルッツ‐トゥ美しい。全然緊張を感じさせない演技。ジャンプはすべてクリーンかつ美しい。イーグルからの2Aはかなり加点も付いた。PCS上がってくるだろうなぁと思う洗練された動きになっている。キレもあったし、しなやかさも出てきた。得点もっと出るかと思ったけど、それでもパーソナルベスト。68.94点(38.94+30.00)
#4 Mae Berenice MEITE (FRA)
ジャンプは全体的に急いでいた感じに見えて、お手つきと転倒になってしまった。だけどショートにルッツを入れてくるようになったのは強くなったよなぁと思う。ステップのリズムの取り方、お客さんの沸せ方は個性が出ていてマエちゃんらしい。得点は厳しめ。46.62点(22.79+24.83-1.00)
応援席のシプレさんがとても楽しそう。
#5 Nicole SCHOTT (GER)
この組で滑るとニコルさんがとても大人っぽく見える。ユーロからはかなり上げてきた。フリップの転倒は痛いけど、引きずらないのは経験値ですね。ちょっと詰まったけど3T‐3Tにしたのは意地かな。柔らかい動きで世界観をよく表現していた。55.32点(29.35+26.97-1.00)
この日(2/11)はドイツブースに選手がたくさん。
#6 Dabin CHOI (KOR)
後半グループで滑るの緊張するだろうなと思ったけど、出来ることをやりきれて良かった。2Aは流れもあって、難しいジャンプもしっかり入って、表現に余裕がでたのかな。ためのある動き、ステップが美しかった。とても上手になった。清楚な滑り。衣装は自分に似合う色をよくわかっていると思う。65.73点(37.16+28.57)PB!!!
韓国チームは最後のレイバックスピンから立ち上がって歓声を上げていた。
#7 Carolina KOSTNER (ITA)
スタオベ。コンボの回転がどうかなと思って、実際回転不足取られていたんだけど、そんなの関係ないわというほどの演技。細かいステップからのループが特に良かった。天界の人なのかな??優雅。中盤の腕の動きに表情があるのすごいと思う。観客が得点を煽るくらい圧巻の滑り。PCSの高さよ。75.10点(36.96+38.14)
#8 Satoko MIYAHARA (JPN)
冒頭の視線、ひとつの動きだけで会場の空気を変えられるようになったんだなとしみじみ感じた。スケート一歩一歩に凛とした意志が見えるようになった。ジャンプは回転不足取られたけど、一番いい頃に戻りつつあるように思う。ステップ前の一番ポイントの表情が見えないカメラワークには「おい!!」ってなったけど……。個人戦に向けて良い演技ができたんじゃないかな。68.95点(34.33+34.62)
#9 Kaetlyn OSMOND (CAN)
全体的にジャンプの軸が曲がっていた。序盤はちょっとバタついていた感じだけど、一つ目のスピンで持ち直した。イナバウアーからの2Aが決まって更にダイナミックに。スローパートでゆったり魅せると思いきや振付が細かかったり、ステップで急にアップテンポになる部分で表情がグッと変わるのがすごい好き。71.38点(35.10+36.28)
カナダチームは演技中もにぎやかです。得点発表後にみんなでぎゅーってするの可愛い。
#10 Evgenia MEDVEDEVA (OAR)
TESカウンターが美しい。こう表現したいんだというのがとてもハッキリと伝わってくるスケート。ジャンプもつなぎもユーロより随分仕上がってきている。女王復活という感じ。フィニッシュの表情は少し控えめ。静と動の使い分けがさらに磨きがかかっていて、音との調和もばっちり。81.06点(42.83+38.23)PB!!!!WR更新!
エテリ先生黒スーツで怖いよぅ。応援席にボブソロが来たよ~。
SP終わっての順位は↓↓
1位 カナダ
2位 OAR(ロシア)
3位 アメリカ
4位 日本
5位 イタリア
6位 中国
7位 ドイツ
8位 イスラエル
9位 韓国
10位 フランス
韓国チームが大歓声を力に変えてみんな素晴らしい演技をしたのが印象的。
【応援席の感想】
前半からカナダブースがうるさいというか人が多い。イタリアも負けてない。応援席うるさい芸人対決は、スコット・モイア(CAN) vs オンドレイ・ホタレク(ITA)で軍配はスコットに上がりました※私見。カナダブースは終始選手、コーチで溢れていて、団体戦に賭ける想いが感じられました。イスラエルが案外賑やかで嬉しかった。
応援席じゃなくてスタンドのお客さんのことだけど、韓国のお客さんみんな熱くて良い雰囲気だなと思った。あとは、ロシアの大応援団に並々ならぬ意志を感じました。
五輪の呪いにかかっているカナダ人はPチャンだけだった。どうなるフリー!!
派閥の話
たまにはお題でブログでも書いてみようかと思った人です。こんばんは。
ブログ名に「アイドル」と入っているからにはアイドルが好きなわけですが、そもそもアイドルの定義ってなんじゃいなという話になりまして。そこで登場したるは先日贈られたばかりの『新村出編 広辞苑第七版』(岩波書店)。いやぁ、辞書って素晴らしい文化だよね。早速ひいてみましょう。
アイドル【idol】
①偶像。→イドラ。②あこがれの対象者。特に、人気のある若手タレント。
あこがれの対象者ね。なるほど。「特に」以下を無視すればかなり範囲が広がりますな。つまり私にとっては、野崎弁当もアイドルだし、ミハル・ブレジナもエカテリーナ・ボブロワもアイドルだということになる。ほうほう。では、①の意味についてもう少し調べてみましょう。
イドラ【idolaラテン】
①偶像。盲目的信仰の対象物。幻像。
盲目的信仰………盲目的信仰!
さっきよりしっくりきた。「あこがれ」より「盲目的」じゃないですか、極めてるオタクって。 #極めてる #とは ここで自分が認識している「盲目的」の意味が正しいか確認しておきましょう。
もうもく・てき【盲目的】
感情に引きずられて、理性を失い分別を欠くさま。
はい、オッケーでーす。あれでしょ、ざっくり言えば「推しが何してても可愛いorかっこいい」状態でしょ。わかりましたよ。これなら、今週のお題「私のアイドル」についてちょっと書けそうな気がしてきました。
「推しが何してても可愛いorかっこいい」という状態はミハルのほうが当てはまります。どんなプログラムを滑っても、どんな衣装でも、どんな髪型でも、インスタに上がる写真が何だろうが、奥さんとイチャイチャしてようと、自分の試合残ってるのに妹の応援に来てるとこだって、「かっこいい!!!」ってなるんですよ。(たまに可愛いがある)
ん……髪型?
なぜでしょう。広く認識されている「アイドル」という定義に当てはまる野崎弁当さんのことになると、髪型が大きな問題になってきます。そう!自撮りが上がるたびに出来する【長髪派・短髪派・黒髪派・派手髪派問題】。ここに【前髪ストレート派】とか【耳かけ派】とかくっついてくるんですけど、そこまで入れるとちょっとややこしくなりそうなので割愛しますよ。というか正直私は耳かけしてても気づかない!!!
【長髪派・短髪派・黒髪派・派手髪派問題】がある限り盲目的信仰は有り得ない。これは野崎さんに限りませんよ。二番煎じくんにおいてもそうですよ。ここしばらく彼は色が変化するくらいで派手髪を維持していたというのに、2018年二番煎じ黒髪にしたってよの変!!!私は嘆いた。ただでさえめせもあ。内派手髪人口が減少しているというのにお前もか煎じ!と。ここまで読んだ方ならお分かりだろう。私は【派手髪派】である。理由はよくわからない。ひとつ言えるのは髪に限らず「他と違う」というのは好きポイントだということ。あーあ二番くん派手髪に戻さないかなぁ。この前チェキ会に行った時には「黒髪に慣れてきたころにレインボーに変えてやるから」とか適当なこと言ってましたけど。私はレインボーのほうを推奨するね(するな)。
さて、野崎さんに話を戻しましょう。ブログ名にある茶色のアイドルとは無論野崎弁当さんのことですからね。週末アイドル時代はこんなに心揺れることはなかったんですよ。シングル発売や写真撮影のタイミングで多少長さに変化はあれど、サラリーマンだもの、一定の長さに保たれている状態が一般的だから。あ、嘘だ。初めての中野サンプラザ公演の時は嘆きました。「おい、髪切りすぎだろうがぁぁぁぁぁ」って。そうです、そうなんです、私は【派手髪・長髪派】です。だからねぇ、べんとすウィッグ被ってるときとか超好き。あの、ちょっと世代感じるウィッグ最高じゃないですか。多分「黒髪・短髪派だけどウィッグ被ってるのはまた別」って方も一定数いらっしゃるとは思うんですけど。私は!地毛でも!あれくらい長くて明るい髪でもいいと思うんですよ!だから昨年初めでしたっけ?髪染めたよ~っていう野崎さんの写真には歓喜しましたね。いいぞ、もっとやれと煽りましたね。
しかしそこから始まる戦いと葛藤。一度(地毛が)茶髪の野崎さんを見てしまったら、もう戻りたくはないのですよ。黒髪に。ちょっと長めで癖っ毛を活かしたスタイリングなんか見ると、一生そのままでいいよと思うわけですよ。でも知っています。野崎さんの黒髪が好きな人も短髪が好きな人もたくさんいるということ。そして髪型を決めるのは野崎さん自身だということ。これは戦いです。
さらに、アイドルという職業になったことにより髪型の自由度が広がった半面、今度は楽曲や役のイメージに髪型を左右されるという事態が発生。ただこれは喜ばしいことです。活動の場が広がっているということですから。だから葛藤するのです。例をあげると昨年末に発売された野崎弁当センター&プロデュース曲『New Sunshine』のMVにおける野崎さんの髪型です。当初「MV撮影しました!」という公式ちゃんからのツイートを見て思ったのは「髪短すぎない???」でした。茶推し一同歓迎ムードの中、少数派の方々と悲しみを分かち合ったのをよく覚えています。しかしですね、MVを何度も見て歌詞を読んでいると、野崎さんが撮影前にあの髪型にしたことに納得がいったんですね。表現の一部だなと。なにも考えてなかったら泣くけど、まぁそこは信じましょう。私の好みは【派手髪・長髪】だけど、野崎さんが表現したいイメージに合うのは【黒髪・短髪】だったのです。ここで葛藤しました。自分の好みと推しのやりたいこと。でも最終的には推しの望むことが勝ってしまうんですね。
ここで盲目的信仰の話に戻ってみましょう。「髪の毛、もっと長いほうがいいなぁ」と思う時点で盲目的ではないですね。でも「野崎さんがイメージしたのがこれだったんならいいか」と思えるのはちょっと盲目的ですね。だって推しがやりたいようにやってるのが好きってことじゃん。これは好きという「感情に引きずられて、理性を失い分別を欠くさま」に近いのではないだろうか。盲目的信仰といえるのではないだろうか。やはり野崎さんも私のアイドルなのである。
結論:私のアイドルは髪型ひとつでファンを右往左往させることができます。
ああ、それにしても、舞台『アンフェアな月』の藤田由人役の髪型楽しみですね。
ミハルinユーロ2018@モスクワ
エカテリーナ・ボブロワになりたい
ボブロワさん(愛称カーチャ)みたいになりたいです。憧れの女性です。だから今私の髪は赤い。同い年ですがそんなことは関係ありません。めちゃくちゃかっこいいし可愛いしストイックだし優しいし。
はい!欧州フィギュアスケート選手権2018が終わってしまいました。なんてこった。ロスがすごい。今年は自宅におりましたが、全種目全滑走生放送で観ました。JSPORTSさんありがとう。ロシアは時差調整しやすくていいですね()
それでは2018年1月17日~21日に行われた大会の感想いってみましょう。ミハルのことを書こうと思ったのですが、ペアも女子もアイスダンスも書きたいので先に書いちゃいます。
【ペア】
SPはプチ波乱が起きましたね。優勝を争うかと言われていたロシアの2組に相次いでミスが出て、フランスのカップルがトップで折り返し、ロシア3番手の組が2位につけるというね。フランスのジェームス/シプレ組がトップに立ったことに関しては私はそんなに驚かなくて、むしろ「やっと来たな!」って思ってました。でも、ロシアのザビアコ/エンベルト組があんなに得点伸ばすと思わなかった。びっくり。自分たちが出来ることを全てやった彼女たちの力が認められたのだなぁ。ロシアレベル高ぇなあ。
FSはタラソワ/モロゾフ組の独壇場でした。ショート5位という結果に対する怒りをスケートにぶつけたらしいですが、ものすっごい気迫でした。なにがなんでもジャンプ決めるって顔をしていた。ソロジャンプもスロージャンプも祈るような気持ちで見ていたけど、心配は無用だった。タイミングも着氷も完璧。完璧な滑りには得点がついてきてパーソナルベスト更新。プロトコル超綺麗。あーもうこれはオリンピック楽しみになりましたね。中国vsドイツかと言われてますけどロシアも黙ってねえぞ。
【女子】
やっぱりロシアっ娘は強いなぁ!!!!!ソツコワちゃん、SP冒頭ルッツがコンボにならなかったけど、後半のフリップにつけてたのびっくりした。本人曰く普段は出来ないらしい。気合いだね。フリーで珍しくルッツ転倒したけど、引きずらないし、最後まで優雅に滑っていたのが強かった。ジェーニャは約2か月ぶりの試合とは思えないほどの出来。強かった。物語に入り込む力と惹き込む力がダントツ。まだ18歳なのは信じられない。ザギトワちゃんはSP、FSとも完璧な滑りを見せました。今シーズンだけでもすごい勢いで成長している。勝っていることが自信になっているのかな。フリーのルッツ‐ループは全世界で共有すべき美しさだったよ。試合中はすごく大人っぽいのに、インタビューになると15歳らしさも見えて安心しました。
表彰台には最年少選手と最年長選手が同時に乗りました。あるツイートで見たのだけれど、カロリーナが初めてユーロに出場した時、ザギトワちゃんは生後8か月だったらしい。そんなふたりが同時にメダルを獲るなんて。カロリーナがずっと現役でいてくれて、しかもトップで戦っているからこそですね。
ベルギーのロエナちゃんには昨年も驚かされたけど、今年もすごかったな。SPがうまくいかなかったのは残念だけど、フリーの気迫ったら。パワフルさも増して、振り付けも細かくて今大会で1番印象に残った選手だなあ。お兄ちゃんと一緒に出場するオリンピックも頑張ってほしい。兄妹といえば、チェコのエリシュカもがんばりました。全部PB出しました!2年前と比べても随分スケートがうまくなったなと。解説の方は力があるんだからもっと工夫したらいいとおっしゃっていた。期待されてるってことよ。今後も楽しみ。
フィンランド、ドイツ、フランスは代表選考がかかっていて、みんなすごく緊張していたのが伝わってきた。勝った子はおめでとうだし、負けちゃった子は悔しいと思うけど、また見たいから頑張ってほしい~という気持ち。
【アイスダンス】
ステパノワ/ブキン組の勢いが止まらなかった印象が強い。SDでボブロワ/ソロビヨフ組の上に立つとは思わなかった。直接対決では初めてでは……。今シーズンは試合ごとにPBを更新して、どんどん評価が上がっている。シニアのカップルらしくなってきたという感じ。プログラムもふたりに合ってるんだろうな。愛の歌はこれまでのイメージと違うけど、アグレッシブな感じもしっかり出ていて好き。最終結果は3位だけどそれ以上のものを得たのではないかな。
ボブソロもすごく良かったのよ。FDのOblivionはめちゃくちゃ泣けるのよ。でも演技後の表情はあんまり納得いってない感じで、どうしたのかなと思っていたら、本人たち曰く国内選手権での出来が最高だったからそれに及ばなかったという点でのあの表情だったみたい。ストイックにも程がある!(好き)オリンピックでまた最高の演技をしてほしい。
パパダキス/シゼロン組は圧倒的な強さで4連覇を達成なさいました。前にも書いた気がするけど、選曲が神。SDはラテンの規定の中でも、自分たちらしさが出るモダンな音楽を選んでくるし(妹曰く編曲も神らしい)、FDもね、月光で来るかと。衣装もシックで素敵だしな。それに正確なエッジワークと表現力が備わってるんだから、そりゃあ世界最高点を塗り替えますわ。観てる人黙るしかない。
カッペリーニ/ラノッテ組はどうした?!っていうミスがあって残念ながら4位。1推しなので悔しかったけど、オリンピックと地元イタリアでの世界選手権できっと素晴らしい演技をしてくれると期待しています。
ウクライナのナザロワ/ニキーチン組が私の中でぐいぐい来ている。リフトがとても面白いのだ。しかもふたりとも可愛い。今大会もSDブラボーだった。FDでマキシムくんが足を痛めたみたいですごく心配。
あと!クームス/バックランド組はお帰りぃぃいぃぃぃぃい!!!!またバタフライ見られて嬉しい!
【男子】
アリエフさん大フィーバー。19歳なんですけど。初出場のユーロでオールPBで銀メダル。しかもFSなんか最終滑走だったんですよ。どちゃくそ緊張しますやん。五輪代表選考もかかってまして。なんであんな落ち着いて美しいプログラムを滑れるんですかね。強いですね。いや、ほんとFSはYouTubeでもなんでもいいから見て欲しい。音楽と物語がしっかり伝わってくるスケートをするなという印象で、あんまりロシアっぽくない選手。良いと思います。推しになるかもしれない。もちろんTHEロシアな選手も大好きですよ。
ラトビアのデニスくんは早くもユーロでスモールメダルを手にしましたね。昨年見た時にいつかは世界チャンピオンになると思ったけど、こんなに早く迫って来るとは予想しなかった。NHK杯より若干控えめに演技しているように見えたけど、結果はSP3位、総合4位。演技構成点の評価が上がってきた証拠かな。手足の使い方、首の使い方がとても上手。解説の岡部さんが「ランビエール先生の生き写し」と言ったのには驚いたけど、本当に似ている。でもランビより静かに燃えているという感じかなぁ。あと、自分の可愛さをしっかり理解している部分は強かだと思う。
それから!マヨロフがすごく良かったんですよ!!!近年の中では1番じゃないかという出来でした。SPもFSも揃えて、マヨ節も存分に発揮して!!!嬉しいね。観てて楽しいスケートをする選手は素敵ですよね。これでオリンピック派遣されないとか泣く。頼むからスウェーデンの連盟の人覆してくれないかなああああああ。
【ミハル】
国内選手権出てなかったから、怪我とかめちゃくちゃ心配しましたが、ユーロには出場してくれました。11年連続ですって。すごいね。すごいって簡単に言っちゃいけないくらいすごいこと。
SP、まさかクワドサルコウ狙ったところがトリプルになるとは。跳んだ瞬間無理っぽいなと感じたから、判断としては正しかったと思うけど、だからこそ後半のルッツ‐トゥループは決めなきゃダメだったね。いや、でも転倒にはなったけどふたつめにトリプル持って行ったところは次に繋がると信じて。スピンはレベル4揃えたんですよ~!!!嬉しい。レベルアップしている。今回やっと気づいたんだけど、鼓童のビートだけで滑って魅せるってかなり技術がいるよね……。カロちゃんが昨シーズン、ドラムだけで滑っていて流石だなぁと思っていたけど、うちの推しもできる人なのだった。気付くの遅ぇ!!!!ミハルはスケート巧者なのです。72.72(34.37+39.35-1.00)で10位。
FS、ミハルのスケートを滑り切ったという印象。とても良かった。と言うと陳腐になってしまうのだけど、そうとしか表現できないのがもどかしい。6練で紹介された予定演技構成はクワド2本にアクセル2本(しかも1本は3A‐3T)という久々の本気構成だったので震えた。オリンピック前だ!!!って。冒頭のクワドサルコウ‐ダブルトゥは回転不足とられてしまったけど、コンボでしっかり着氷したのは久しぶりなので嬉しかったなあ。結局クワドは1本の構成になったんだけど、五輪前にいい感じに跳べて自信になったんじゃなかろうか。3A‐3Tが2Tになっちゃって、どうするかなと思いながら見ていたけど、ミハルは2Tキックアウト覚悟で最後までいったんじゃないかなという風に見受けられた。そういう潔さも好きよ。んー、ジャンプは終盤の転倒と抜けが惜しかったなと思う。でも次への課題ってことで。
スピンはどうだろう。平常運転かな。もうちょっと頑張ればレベル4揃えられるのに!とは思うけど、それもミハルなのだ。いや、やっぱりFCCoSp4Vはほんと後ちょっとじゃんって感じなのでしっかりー!!!
そしてなんと言ってもステップですよね。今シーズンの中で1番ぐっときた。ミハルの想いがたっぷり詰まってて、それがしっかり伝わってくるステップでした。身体全体の動かし方はもちろん、今回は表情もかなり訴えかけてくるものがありました。レベル4で加点もたくさんもらってて嬉しいんだけど、点数は関係ない美しさや情感がある。好きだからそう思うのかな。フラットに見てる人にはどう見えるんだろう。
演技構成点81点越えたのも素晴らしかった。80点越えたの全体で5人だけなんですよ。やったね。152.48(72.42+81.06-1.00)で8位。そして総合でも225.20で8位入賞!!今大会を見て「これはオリンピックでやってくれるな」と感じました。すごくすごく楽しみになった。パーソナルベスト更新しようぜ。
11年連続出場と今回入賞の功労賞なのかエキシビションにも出演してくれたミハル。滑っている姿をたくさん観られて嬉しいよ。エンディングでカリンカ踊ってるのもめちゃくちゃ可愛かった。定点カメラ欲しかった。現地行きたかった。でも最後のユーロも生放送で見届けられてよかった。お疲れ様!
てことでユーロ感想日記はおしまいです。次はオリンピックかな??
今、気付いたけどミハルとカーチャって誕生日2日違いじゃん。
90年組万歳\(^o^)/
新しいあなたから貰ったものの話
冬のオタクめぐり!日々の鬱憤大暴露大会
こんにちはこんばんは。10年前は踊り子やってました、茶推しです。炎天下の中踊り狂う踊り子です。要するによさこいやってました。わかってます。RPG的な踊り子のことを言ってるのはわかってます。でもさあ!「踊り子になるのが夢でした!」とか言われたら沸くじゃないですか。踊り子だよ踊り子。心わしづかみ!!!!ググってみたんですけどRPG的な踊り子さんてうたも使いこなすんですねえ。歌は苦手です。
というわけでMeseMoa.2ndシングル『New Sunshine』(野崎弁当センター&プロデュース曲)について言いたいことがあります!!!!!
\ なーにー? /
これはニコ動でみたほうがいい!
新曲とても楽しみにしていました。でもですね、周りの茶推しさんたちほど心待ちにしてはなかったんじゃないかなぁって思います。自分のことでそれどころではなかったっていう部分もありますし、私のホルツは6月で終わったので野崎さんが「1位獲りにいく」って気持ちを前面に押し出してパフォーマンスしてる姿を観ていないし投票していないですし、1位になったって知ったのも随分後ですし。
とか色々言ってみましたが本当は野崎弁当にセンターを張って欲しいって気持ちがあんまりなかったからです。こんなことを言ったら推しを筆頭に各方面に失礼なんですけどね。
野崎さんを推そうって思ったきっかけは以前書いたことがありますけど、グループでいうと端っこにいるようなタイプをいつも推してしまうんです。ハロプロでもそうですし、サッカーとかでも陰で良いプレーをしているような選手が好きだったりします。でも端っこって大変ですよ。フォーメーションダンスの移動距離長いし、振付のきっかけになったりもするし、真ん中だけ観てたとしても端っこがピシッとしてないと締まらないし。そんなわけで陰で支えてるような人に魅力を感じます。野崎さんも以前ご自身のことをむすめん。の中でそういう存在だって言ってたと記憶してます。そういう人だから好きなので、別にセンターにならなくても魅力は十分発揮されてるって思ってました。わかる人がわかればいいっていうちょっと排他的な考えかもしれませんが。
でもな、
野崎さんが1位獲るって宣言して、本当に成し遂げて、プロデュースした『New Sunshine』のMVを見たら、素直に嬉しいと思いました。
野崎さんの後ろ姿から始まるのも、たくさん歌ってるのも、真ん中にいるのも、たくさん映ってるのも、楽しそうにしているのも、野崎さんの笑顔で終わるのも。
全部嬉しい。こういう気持ちにさせてくれるために、センターを獲りにいったのかなとやっと気付いたって感じです。遅い。回復道場やブログでも触れていたのに、実感するまで気付かないんですね。野崎さんごめんなさい、でも気付けて良かったです、ありがとうございます。ですね。あ、でも、泣いてませんよー。
MVと楽曲の内容は想像の斜め上の上をいかれたって感じですね。スーツ風衣装が公開されて、会社員の設定できっと野崎さんのこれまでの歩みを投影したような内容なんじゃないかと予想はしていたんですが(大半の方はそう思っていたのかな)、RPG風にくるとは思いもしませんでした。
それからMVの中に散りばめられたネタの数々。今までにないようなMVっておっしゃってたことに納得しました。こう来たか!!!!って。どんるばのアンサーソング的な感じになるのは想定の範囲内ですよ。おしょい先生よくやるんだもの。
でも変身しなかった。スーツから何かに変身するかと思ってワクワクしてたんですよ。バカかな。普通に(って言ったら変ですけど)元気がもらえる楽曲だったってことが斜め上の上って意味です。まあ、そんな部分も含めて「野崎弁当感がある」って言葉が一番しっくりきましたね。それ以上の表現が見当たらない。やっぱりうちの推しは天才だな。
音ハメ大好き妖怪なもんで、AメロのMV構成が好き過ぎました。ロッカーをパタパタしたり、社長室で押したり引いたりしたり。あれはぶんけいさんの思いつきなんだろうか。それとも振付もあんな感じなんだろうか。野崎さんの脳内が具現化されたものだったとしたらだいぶテンション上がりますね。他の追随を許さない特殊な構成でしたね。てゆーか早く踊ってるとこ観たいな!!!!
ピンポイントでぐっときた歌詞は(聞き取りが正しいかはわかりません)
「上手に生きる攻略法は見当たらないぜ」
「気付けば埋まる白地図」
「お天道様は見てるから」
です。
ほんとに全然上手く生きられないし、今も壁にぶち当たり中だし、もう駄目だ~って毎日欝々としてるんですけど、たまーにこれまでのことを振り返ると、メジャーな道は歩めなかったけど、それはそれで自分にしかないモノを得てきたんだって実感できたりもするので、なんだろう、そうだよね、生きるってそういうことなのかもねって、気付かせてもらえたというか実感できたというか。とにかくすごく勇気を貰えたのです。
それから、これはずっと感じていたことなのですが、私にとっての「お天道様」は野崎さんです。野崎さんを推すのに恥ずかしくない自分でいよう、野崎さんとお話しするときに堂々といれる自分でいよう、これを頑張って野崎さんに会いに行こうっていう感じ。いつも野崎さんに見られているつもりで毎日なんとか自制心を保って規則正しく生きていけるのです。まあ、物理的に天井から見られてるんですけど。だから、なんでしょうね、生きていく軸みたいなものの支えになってもらってるんですよね。
あともうひとつ重要なことは、野崎さん本人もおっしゃってましたが、この曲、歌を野崎さんが歌ってることに意味があるってこと。ちょっと違う意味になっちゃうかもしれないけど、野崎さん以外にこのメッセージを貰っても私には響かないと思います。野崎さんだからこそ、頑張る元気をもらえる。考えるきっかけをもらえる。
こう考えるとこの楽曲に限らず野崎さんにほんとにたくさんのものをもらってますね。彼は「幸せを返す」と言うけれど、返してもらう前に貰い過ぎているからって思っちゃう。でもくれるものはもらっとくーーーー!!!
「sunshine」を辞書でひいてみたら、【①日光、日差し、②日なた、日だまり、③輝き、幸福、④[呼びかけ]きみ、あなた】とありました。(ジーニアス英和辞典)
④って「Hello,Sunshine.」って感じで使うんですって。ブログのタイトルはそれを使いました。
改めて野崎さんセンターおめでとうございます。
ピコピコ音でエラーサン思い出したの私だけですか?
sunsetに満点な日に。
おしまい。
ミハルin NHK杯2017
おはようございます。フランス大会が始まってしまいました。ようやくNHK杯の感想がまとまりました。全カテゴリ(ミハル別枠)書きました。
それでは11月10日‐12日に行われたグランプリシリーズ第4戦、NHK杯の感想いってみましょう!
お帰りサルコウは撤回せねばならぬのか。スケートカナダのときはジャンプ前に体勢が沈みすぎるの直っていたと思ったんだけどな。今回はうまくいかない時バージョンに戻ってしまいました。気合い入りすぎてたのかな。それでも3Aはばっちり安定してるのは良かった。昨シーズンは3Aでも転んだからな!
SP、遂に!日本で!試合で!鼓童を!披露!良かったねぇミハル!嬉しいよミハル!行きたかったよミハル!髪をくくる位置を前回と少し変えましたね。より格好良くなりましたね。サルコウは転倒すると思いました。ええ。3Aはすっごい美しかった。加点いっぱいついてた。3Lz‐2Tは平常運転。3-3になかなかならんよね。でも無理せずにダブルに変えるのは良いと思う。鼓童の速くて細かい音をよく捉えたステップ・振付は素晴らしかった。ラファエロ先生のとこに行って音ハメさらに強化したよね。好き。ステップかなり動いていたと思ったけどレベル2……。どっか甘かったのか。得点としてはそこが残念。でもとにかく日本で鼓童を滑れたのが嬉しかった。
SP得点 76.24(37.28+39.96-1)前回より演技構成点上がった。あとはトランジッションだよ。頑張れ。
My short program wasn’t as good as I️ wanted to perform it for all my Japanese fans so tomorrow I’ll make up for it :)#NHK17
— Michal Brezina (@brezinamichal) 2017年11月10日
SP後のミハルのツイート。そんなに思ってくれてありがとう。
FS、気合い入れすぎましたか?攻めた。攻めたよ。最初のサルコウがダブルになっちゃったからフリップのとこでもう一回クワド挑んだね。ULで転倒してしまってもそういう強気なところ好きだよ。でも悔しい!!!あと、後半のフリップはなんで転んだ?って感じの転倒だった。むー。エッジ入りすぎたのかな?結果コンボがひとつしか入らずTESが伸びない。それでもさ、ジャンプでミスしても全体がボロボロにならなくなったのは成長だよ。そりゃあ、ベテランって言われるようになるわけだ。そう!ステップが!ステップがね、すごくね、気持ちがこもっていて、惹き込まれるの!隕石さんが「静謐」と言ってたけどまさにその言葉がぴったり。はあああ、うっとりしたため息が出ますよ。スタンドバイミーはまじで反則だよ。泣かしにかかってきてるよ。技術的なことを言うと、スケカナからレベルもあがって4取れたし、加点もしっかりついていて、滑りこんできたのが得点にも表れてたね。あとはサルコウだけ!
FS得点 144.21(66.35+79.86-2) ミスあったけどPCS前より伸びた。8点台増えて嬉しみ。
合計得点 220.45(全体9位) ジャンプが残念な大会になってしまったけど、それ以外の要素は前回よりレベルアップしてきた。日本で滑ってくれて嬉しかったよー。大阪観光も楽しめたみたいで良かった!
【Men】
SP観た感想。「こんな良いセリョージャ久しぶりじゃね?やばくね?」大興奮!4T-3Tの高さと幅よ。これがセリョージャよ。衣装がなんかいじられてたけど、それがセリョージャよ。ステップもつなぎも甘くない。偉い。そしてまさかの1位で折り返す。FS、張りつめた緊張感の中クリーンに要素を詰め込んでいく。ミスする気配が一切ない。すごい気迫。ジャンプ以外の部分も磨かれている。振付ミーシャだった。そりゃ美しいわけだよ。PBにて優勝おめでとう。男は30過ぎてから!
アダムどうした?!?!ケガが君を変えたのか?こんなよく動くスケーターだったかなと驚くほどキレキレ。SP、指先も足先も細かくてエロいなあと思っていたら振付ジェフだったし。納得だし。俺得だし。FSは「やべえ」しか言えなかった。すごくすごく良かった。4Lz回転不足だったけど降りたし、プログラム全体がかなり洗練されていた。ステップの訴えかけがとても響いた。そしてバースデーボーイ(FSの日)、エキシではまさかの熱唱!リンクの上で歌っただけ。しかしうまかった。なんだこいつ。
【Alexei BYCHENKO】
SPはかなり良いビシェンコ先輩であった。ジャンプは力強く、ステップは細かく、お祝いに使われる音楽とあってハッピーな感じがよく伝わってきた。FSはいつものビシェンコ先輩であった。少し粗いとこあるんだけど、最後まで迫力あるジャンプと怒涛のステップ・スピンでゴリ押す。そこが好き。最後の舌出し可愛い~。妹曰く「SPとFSと衣装ベスト脱いだだけじゃね?」………そんなことないもん!
【Jason BROWN】
SP、ジャンプの精度がいつもよりやや低い?しかしよく脚が上がるわ、跳ぶわ跳ぶわ、終始ニコニコだわ、とても楽しいミュージカルであった。FS、3Aだけ合わなかったのが残念だけども、しなやか且つ力強いスケート。体の内側から溢れる感情がスケートに表れている。PCS89点てたっっっか!!!!そこだけなら1位じゃん。さすがっす。
【Keegan MESSING】
今回はイーグル決まりましたぁぁぁぁぁぁ。深く美しいスプレッドイーグルッ!SP雨に唄えば、FSチャップリンと演技を存分に見せつけてくれた。チャップリンは上体の硬さを活かしてるんだろうか……。まさかの3Aザヤという新しい境地(よくない)。だけどバレエジャンプから即フリップ跳ぶの超かっこよかった!もしかして五輪あるかも?
【Deniss VASILJEVS】
3Aだけが残念。それでもジャンプのリカバリ力は高かった。SP・FSともにロシア大会から滑りこんできたなという印象。振付がより多彩に明確になっている。身体の特に首から上の使い方がとてもうまい。シットスピンとても好きよ。その年で、ジャンプのミスもあってもPCS81点超えはすごい。君みたいな可愛い子が試合中に投げキッスしたらお客さん倒れちゃうからやめなさい。それもランビ先生に教わったのか?!ランビ先生と言えば、まさかの明子の部屋にも登場して喋り倒していきましたね。ねーデニスくんと一緒に住んでるってことは高志郎くんも一緒に住んでるんですか??
【Kazuki TOMONO】
SP、ひたすら可愛いツィゴイネルワイゼン。ステップ前のキメ顔が可愛いったら。速い音楽に負けないフットワーク、美しい手の使い方。FS、元気いっぱい溌剌ウェストサイドストーリー。とにかくよく踊る子だなという印象。オールPBおめでとう。
【Dmitri ALIEV】
今大会はジャンプがしっくり来なかったのが残念。それでもSPは細かい音をよく拾ったステップ踏んでたし、FSのゆっくりした音楽でしなやかに動くのはとても似合っていた。手の動きが美しい。
【Nam NGUYEN】
SPからジャンプがいまいちハマらなかったけど、FSの後半からよく立て直した。2Tのザヤ回避して3-3にしたのはすごく冷静だった。序盤が決まってくればノリノリで楽しいプログラムになりそう。
【Hiroaki SATO】
SPのシルクドソレイユは佐藤くんに合っている良プロだと思う。魚とか鳥とか生き物の表現がハマってる。4T決まったし勢いもあるし緊張はそれほどなかったのだろうか?FSはちょっとジャンプが合わなかった。華やかな音楽に合う滑りでコレオステップがとても面白くて良かった。オールPBおめでとう。
Top 3 guys @ #NHKTrophy2017 are aged 28-30. Congrats to Sergei Voronov who captured first Grand Prix title of his career. Adam Rippon going home with silver and Alexei Bychenko, the bronze. pic.twitter.com/ys9u591qk7
— IFS Magazine (@ifsmagazine) 2017年11月11日
男子シングルはベテラン勢が表彰台独占しました。アラサー万歳! そこに27歳ミハル・ブレジナも続いてほしかった!!!!
セリョージャのインタビュー記事を読んだら「30歳で人生はまだ始まったばかり」と言っていてなんだか感動した。五輪行っちゃいなよ。
ヴォロノフ:羽生がその怪我をするのを私も見ていました。そして、純粋に人間として、率直に気の毒だと思いました。
— 岩信祐理@元祖ユーリonアイス (@yurii_rusFS) 2017年11月15日
セルゲイ・ヴォロノフ:30歳、人生はまだ始まったばかり(前)https://t.co/VOnQP2T9F4
私が「ベテラン」ですと?退役軍人なら、そう、尊敬すべき方々です。しかし、私はその中には入りません。幸か不幸かはわかりませんが。しかし、30歳で人生は、信じてほしいのですが、まだ始まったばかりです。
— 岩信祐理@元祖ユーリonアイス (@yurii_rusFS) 2017年11月16日
セルゲイ・ヴォロノフ:30歳、人生はまだ始まったばかり(後)https://t.co/J0mJtcryRJ
【Ladies】
【Evgenia MEDVEDEVA】
SPは余裕があり表情も柔らかい。加点要素もりもりで非の打ち所がない。FSはいつもの圧倒的迫力はなかったもののリカバリは鬼。立て直して後半にコンボ3本入れてきた。少し元気が無いように見えたし、脚のテーピングが気になる。それでも優勝しちゃうのはさすが。
【Calolina KOSTNER】
全てが充実しているのがわかる。もはや女神の域に達している。ただただ美しく静まり返ってしまうような演技。つなぎが細かくプログラム全体がひとつの作品として出来上がっている。SP・FSともに演技構成点が高い高い。これぞフィギュアスケート。続けてくれてありがとう。
【Polina TSURSKAYA】
16歳とは思えない落ち着き。どの要素も安定している。ジャンプの高さと幅は男子レベル、すごい。マイムがとても上手。SP・FSともにPBおめでとうだけど、ご本人の表情からするともっと得点狙っていた??ロシアこわーい。
SP・FSともにトリプルアクセル降りたのすごいし、ロシア大会で揃わなかった3A以外のジャンプもしっかり決めてきたのは本当に素晴らしい。悟りを拓いたような清らかな滑り。ベテランと言われるようになったのだなと実感。
【Satoko MIYAHARA】
お帰りさっとん!!!!帰ってきてくれて本当に嬉しい。ジャンプが少し危なっかしかったけど、プログラム全体の美しさは群を抜いている。SP「SAYURI」は激しいステップ・振付も細かくこなして芸者さんになっているのがよく伝わってきた。FS「蝶々夫人」はまた違った和の表現。可愛くて大人っぽさもある惹き込まれる世界観。ジャンプのリカバリすごかった、最後に2A-3Tって。全日本までに仕上げてくるのが楽しみで仕方ない。エキシがアランフェスなのはかなり沸いた。
もう26歳になったの?!SP・FSともにすごく×100良かった!こんなに良いレオノワちゃんは久しぶりだ。衣装もシックに大人っぽくなったけど、無邪気な表情も健在。独創的なステップで終わるフリーはとても楽しい。素晴らしい出来で本人が涙しているのを観て嬉しくなった。
【Rika HONGO】
本来の力が戻ってきたし、ロシア大会から更に磨いてきたのがわかる。大迫力勢い怒涛、最後まで衰えない。所々雑さが見えるのも本郷さんらしいというか……。タノジャンプができるようになったのは姿勢が良く見えるので強みだと思う。
【Yuna SHIRAIWA】
SPのジャンプは緊張していたように見えたけど、ステップの疾走感が好き。FSの「展覧会の絵」という選曲は斬新だしとても似合っているので素敵。イーグルからのダブルアクセルが素晴らしいのでイーグル友の会に入ってください。若い勢い美しい速い。最後少し疲れちゃったかな。これから楽しみ。
【Mariah BELL】
音ハメが更に良くなっているし、指先まで意識しているのがよくわかる。FSはリカバリ考えながら強く滑った。ウェストサイドストーリーの速く華やかな音楽に負けない鋭いスケーティングはさすがチームラファエロ。
【Nicole RAJICOVA】
表情が豊かになった。ジャンプがなかなか入らなくて残念だったけど、スピンの美しさは最高。しっとりした音楽が本当に合ってるし、FSは最後の盛り上がりに迫力あるステップを持ってきていて構成も良かった。
【Alaine CHARTRAND】
重いのか慎重なのかジャンプがなかなか決まらない。FSは少し良くなっていた。でもジャンプが決まらなくてもステップ・スピンは滑らかで美しい。緩急はっきりのステップの音の取り方が素敵。全加までに調整がうまくいきますように。
【Soyoun PARK】
SP、ブラックスワン何人目だ??スワン感はあるんだけど、ブラックスワン戦争の今シーズンでは埋もれてしまいそう。両日ともなんとなく調子が悪そう。FSのアランフェスは雰囲気がとても合っていたから、調子が上がるのを願う。
【Pairs】
【Wenjing SUI / Cong HAN】
SPハレルヤって反則では……凄すぎて鳥肌が。スロートリプルフリップの降りの流れが特に。FSは演技構成が鬼。クワドツイスト入れても全ての要素に余裕があるし、後半にスロージャンプ2つとリフト2つてどんだけ体力あんの!?圧巻。今シーズン、どの選手のトゥーランドットも敵わないプログラムだと思う。PBで世界最高得点更新!
【Ksenia STOLBOVA / Fedor KLIMOV】
SPタンゴ、FSカルメンと2人にすっごく似合う選曲をしてきたなと。振付が独特で面白く世界観をよく表現してるうえに、高難度の技をバコバコ入れる構成。道理で演技構成点が高いわけだ。好き。
【Kristina ASTAKHOVA / Alexei ROGONOV】
ザ★ロシアってカップル。SPは管弦のためのアダージョからの謎編曲だし、FSはラ・ラ・ランドだしとにかく選曲に驚かされた。しかし技術は凄まじい。若いけどつなぎは上手だし全体のクオリティが高いし、ロシアは強いなあ。若々しい表情も活かしていて素敵だし楽しいプログラム。コーチ直伝のスピンは面白い。オールPBおめでとう。エキシで見せたお人形と人形遣いのプログラムがとても印象に残った。クリスティーナちゃんの表情が物語に合わせてはっきり変わっていくのでストーリーがよく伝わってきたし衣装も素敵。
【Julianne SEGUIN / Charlie BILODEAU】
音ハメがカナダ。パワフルさもカナダ。ジュリアンさんの背中もカナダ。スロートリプルルッツがすっごい綺麗。一つ一つ丁寧で全てがスムーズに流れていった。カナダのペアも安泰ですな。
【Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM】
名前が変わったと思ったら去年結婚していたのか。びっくり!ツイストもスロージャンプも高いし幅があるし回転速いし大拍力。SPはここもムーランルージュか……と思ったけどペアだとまた世界観違っていいな。FSのゴーストは2人にぴったり。信頼感がよく伝わってきた。
【Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER】
リフトがスムーズで美しい。デススパイラルがとても深い。エッジが少し甘かったかも?FSのゆったりした世界観の表現がとても気持ち良かった。
【Sumire SUTO / Francis BOUDREAU-AUDET】
リフトが上手くなっている、スピンがよく揃っている、ステップの際に視線が合っているのがわかる、表情が柔らかくなった。全ての要素がペアのカップルらしくなっていて驚いた。とても魅力的になったと思う。技と技のつなぎの動きに一番成長を感じた。澄玲ちゃんはインタビューの応答がしっかりしてきたなあ。20歳おめでとう。
【Miu SUZAKI / Ryuichi KIHARA】
SPまさかのユーリオンアイスからの楽曲に驚きを隠せない。フィギュアアニメの音楽が実際の競技に使われる時代になるとは……。木原くんを久しぶりに見たけれど随分とペアの選手らしくなっていて逞しさも出てきて感動したよ。FSはとてもかわいいロミジュリだった。リフトが怖くないってすごい成長。PBおめでとう。海羽ちゃんはしゃべると高校生らしいけど滑っている時は大人っぽく見える。今後が楽しみだなあ。
【Ice Dance】
【Tessa VIRTUE / Scott MOIR】
はい、これが世界チャンピオン。圧巻。他の追随を許さない。いや、ほんとにパパシゼ組しか太刀打ちできないと思う。SDはスコットがツイズル回り過ぎてしまうという珍しいミスがあったけど、FDは全ての要素が完璧。ノールックとかバク転で入るリフトって何。音楽の変化とリフトの調和も素晴らしいし、ステップ・振付の音ハメ、ふたりのユニゾンきっちり。言葉が出ない。明子の部屋ではスコットがやらかしましたね。「絵を描かされた」と言ってみたり、「メープルリーフを上手く描けない、カナダ人として恥ずかしい」と驚きの新説を打ち立てたり。怖いくらい強いのにお茶目な所も魅力。
【Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE】
疾走感と爽やかさよ。スケートがよく伸びる。細かい音も取るし、観る度にどんどん良くなっているなと思う。FDはテンポが変わらない音楽だけど、スケートに緩急がついていてあっという間に4分間が終わってしまった。ローテショナルリフトは大迫力。
【Anna CAPPELLINI / Luka LANOTTE】
アンナが優勝(大声)。衣装も可愛い。次々と要素や演技が繰り出されて観ていると息をするのを忘れてしまう。難しい技も難しく見えない。歌詞の使い方がうまいんだよな。FDのライフイズビューティフルは反則だと思う。泣く。打って変わってエキシではふたりともがチャップリンになるという楽しい、絶対アンルカにしかできないプログラム。付け髭つけてふざけてた人が途中で美女に変身するってもうアンナが優勝(2回目)
【Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV】
ふたりとも大人になって安定感と色気が出てきた。ヴィカ様の衣装が大変際どいものでございました。SDはスピードとディープエッジで激しさをよく表現。FDはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。重厚な音楽も滑りこなし始めていて感動した。ニキータ、ツイズルも大丈夫だった(むしろレベル4で加点めちゃ付いてた)し、今回は「俺が!」っていうのを抑えて頑張っているように見えた。それが大人になったってことか。今シーズン楽しみじゃねえの。オールPBおめでとう。
【Laurence FOURNIER BEAUDRY / Nikolai SORENSEN】
とにかく大人っぽい色っぽい。SDは音ハメばっちり、緩急はっきりな気持ちの良いサルサ。FDは静かな情熱と愛のスパニッシュダンス。リフトのポジションがとても好き。赤いロングスカートの切り替えがとても綺麗。PB!
【Alexandra NAZAROVA / Maxim NIKITIN】
めっかわなウクライナのカップル。SD、フレッシュなセクシーさと笑顔が印象的。衣装も脚にも飾りが着いていたりユニーク。難しそうなリフトをスムーズにやってのけるあたり末恐ろしい。FD、マキシムくんのメイクは何かと思ったらパイレーツオブカリビアン。可愛い。高難度のリフトをばんばん入れてくる。表情豊かで映画の世界をよく表現していた。やっぱりかわいい~。PBおめでとう。
【Penny COOMES / Nicholas BUCKLAND】
公式練習前日に出場を知らされてやってきたとは思えない演技内容。水曜日の朝聞いて、昼には飛行機に乗ってたらしい。えぐい。ねっとりしたサンバが他と違って良い。FDはエキゾチックな振付が音楽に合っていたし、独創的なリフトが見応えあった。思ったより得点が伸びなかったのはレベル4があまり取れなかったからだろうか。しかしペニーさんお帰りなさい。膝が万全になりますように。
【Marie-Jade LAURIAULT / Romain LE GAC】
SDは丁寧に行き過ぎたか。代名詞のリフトは安定。マリーちゃん髪がとても長くなってない?FD、クイーンメドレーを選んでくるあたりフランスっぽい。コンボリフト簡単そうにやってるけど、絶対難しいよね。賢二先生も言ってたもの。ステップが進化していて面白い。オールPBおめでとう。
【Kana MURAMOTO / Chris REED】
SD、哉中ちゃんラテン音楽好きそうだ。力強い表情がとても印象的。以前よりスピードが上がってきた。衣装が落ちそうなハプニングも乗り越えて滑りきった。FDは涙が出そうだった。哉中ちゃんが桜、クリスが風や大地という世界がよく伝わってきた。クリスが哉中ちゃんを後ろで抱えるコレオリフトがユニークで素敵。坂本龍一メドレーって驚いたけどかなり良い。
【Misato KOMATSUBARA / Timothy KOLETO】
美里さんは岡山の人なんだよ。ふたりともとても楽しそう。美里さんの表情が強くてイタリアンクオリティ。SDもFDもツイズルが面白いなと思っていたら、右回転が多いらしい。解説の賢二先生が教えてくれました。FDのひとつめのリフトがとても綺麗でした。プログラム全体がアートのよう。
3日間、本気でスケート観戦をしたらさすがにバテました。カムバック体力。
ねー知ってるー?来年のNHK杯は広島でやるんだってーグリーンアリーナなんだってー。お隣の県だよーこれはフラグかなー。